はつみ(823)の日と聞いてすぐに内容がわかる方は少ないんじゃないかなと思います。
この記事を読めばはつみの日がどんな記念日で、いつ誰が制定したのか、そして名前の由来まできちんとわかるようになります。
8月の記念日カレンダーを眺めていて「はつみって何だろう」と気になった方、企業がどんな想いを込めて記念日を作ったのか知りたい方に向けて、できるだけ丁寧にまとめてみました。
はつみ(823)の日の基本情報
まずはこの記念日がどんな日なのかざっくり全体像をつかんでいただければと思います。
日付は8月23日
はつみ(823)の日は毎年8月23日に定められている記念日です。
日付を見てすぐに気づく方もいるかもしれませんが、8月23日という並びそのものが記念日の名前の元になっているんですよね。
カレンダー上では処暑の時期と重なることが多く、暑さが少しずつ落ち着いてくる季節に位置しているのもなんとなく覚えやすいポイントかもしれません。
制定したのは茨城県の物流企業
この記念日を制定したのは茨城県古河市に本社を置く株式会社初見運輸倉庫です。
運送事業や倉庫事業、それに派遣や請負事業などを手がける、いわゆる総合物流サービスの会社なんですね。
同社は1959年(昭和34年)2月10日に「百戸梱包」という名前で設立され、梱包事業と運搬事業からスタートしたようです。
その後1978年(昭和53年)10月に現在の社名である初見運輸倉庫へと改称したという経緯があります。
創立から数えるとすでに60年以上の歴史を持つ会社で、資本金は2080万円とされています。
地方の物流企業が自社の社名にちなんだ記念日を作るというのは、意外と珍しい取り組みなんじゃないかなと個人的には感じました。
はつみの日の由来を語呂合わせから読み解く
ここでは、なぜ8月23日が「はつみの日」になったのか、語呂合わせの仕組みを詳しく見ていきます。
「は・つ・み」という語呂合わせ
日付の由来はとてもシンプルで、「は(8)つ(2)み(3)」という読み方の語呂合わせから来ています。
数字の8を「は」、2を「つ」、3を「み」と読ませることで、8月23日という日付から「はつみ」という言葉を作り出しているわけです。
ちなみに2を「つ」と読むあたりが、ちょっと独特だなと思いませんか?普通なら「に」と読みそうなところを「つー」と伸ばして読ませているようで、資料によっては「つー(2)」という表記が見られます。
この読み方の工夫があるからこそ、8月23日という数字の並びが「初見(はつみ)」という社名にきちんとつながる仕組みになっているんですね。
社名の「初見」との重なりが決め手
はつみの日というネーミングが成立している最大の理由は、この語呂合わせが会社名の「初見(はつみ)」と完全に一致していることだと思います。
単に数字を言葉に変換しただけではなく、自社のアイデンティティである社名そのものを記念日の名前に落とし込んでいる点がちょっとよくできた仕組みだなと感じました。
要するに、8月23日という日付を選んだ理由も、はつみという名前をつけた理由も、根っこは同じ「社名との語呂合わせ」というわけです。
この一体感が記念日としての説得力を生んでいるように思います。
はつみの日が制定された目的と背景
続いてはなぜこの会社が記念日を作ろうと思ったのか、その背景にある想いについて触れていきます。
従業員とその家族への感謝を伝える日
初見運輸倉庫は「従業員と従業員の家族を幸せにすること」を目指し、福利厚生面の充実や働きやすい職場環境づくりに力を入れてきた会社なんだそうです。
はつみの日はそうした取り組みの延長線上で、「ありがとう」という感謝の気持ちを伝え合う日として制定されました。
具体的には感謝の気持ちを次のような方向に伝えることを目的としているようです。
- 会社から従業員やその家族へ
- 管理者から現場のスタッフへ
- 従業員同士で
こうした複数の方向への感謝という発想は、単に「社員をねぎらう日」ではなく、組織全体の関係性を見直すきっかけとして設計されているように感じます。
管理者から現場へ、という視点が入っているのは物流業という現場仕事の多い業種らしい配慮なのかなと個人的には思いました。
企業理念「誠実」との結びつき
初見運輸倉庫の企業理念は「誠実」だとされています。
お客様の立場に立って考え、思いやりと真心を持って向き合うことで信頼される会社であり続けたい、という考え方が根底にあるようです。
そして、人や物事に誠実に接することで得られる「ありがとう」という言葉を同社は宝物として位置づけているとのことでした。
はつみの日はこの理念を社内向けに具体的な行動として表現したものだと考えると、ただの語呂合わせの記念日というより、企業文化そのものを反映した日と言えるかもしれません。
はつみの日の認定と記念日としての位置づけ
ここではこの記念日が公的にどう認められているのか、制度面から確認していきます。
日本記念日協会による認定・登録
はつみ(823)の日は一般社団法人・日本記念日協会によって、2024年(令和6年)4月30日に認定・登録されています。
日本記念日協会は1991年4月1日に正式発足した団体でそれ以前は1983年から日本記念日委員会として記念日の研究や情報収集、広報活動を行ってきた歴史のある組織です。
企業や団体、個人が独自に考えた記念日を登録できる制度を運営していて、はつみの日もこの制度を通じて公式な記念日として認められた形になります。
比較的新しい記念日でまだ登録から2年ほどしか経っていないのは驚きポイントかもしれません。
制定の歴史自体は浅いものの、企業の理念や創立からの歩みという背骨がしっかりしているので、単発の話題作りというより、長く続けていく意図で作られた記念日なんじゃないかなという気がします。
8月23日は他にも複数の記念日が重なる日
なお、8月23日には油の日や湖池屋ポテトチップスの日、白虎隊の日、奴隷貿易とその廃止を記念する国際デーなど、まったく由来の異なる記念日がいくつも存在しています。
これらはあくまで同じ日付に制定されているだけではつみの日とは制定した団体も由来も関係性はありません。
この記事ではあくまではつみ(823)の日そのものに絞ってお伝えしています。
まとめ
はつみ(823)の日について由来や制定の背景を整理してきました。最後に要点をまとめておきますね。
- 日付は毎年8月23日で「は(8)つ(2)み(3)」の語呂合わせが由来になっている
- 制定したのは茨城県古河市の総合物流企業、株式会社初見運輸倉庫
- 社名の「初見(はつみ)」と語呂合わせが一致していることが記念日名の決め手になっている
- 目的は従業員とその家族、管理者と現場、従業員同士で「ありがとう」を伝え合うこと
- 企業理念「誠実」を背景に持つ記念日として位置づけられている
- 2024年4月30日に一般社団法人日本記念日協会により認定・登録された
物流というあまり注目されにくい業種の会社が、自社の名前を活かしてこうした記念日を作ったという事実は、けっこう地に足のついた取り組みだなと感じます
8月23日を迎えたら、身近な人へ「ありがとう」と伝えてみるのも、この記念日らしい過ごし方かもしれませんね。
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