ヒカリをカナタに届ける日とは?由来や歴史を解説【8月25日】

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8月25日は「ヒカリをカナタに届ける日」という記念日です。

この記事を読めばこの記念日がどうして生まれたのか、誰が制定したのか、そして今どんな活動につながっているのかが分かります。

「聞いたことはあるけど詳しくは知らない」

という方、けっこう多いんじゃないでしょうか。

私も最初に名前を見たとき、正直ピンと来なかったんですよね。

でも調べてみると想像していたよりずっと具体的で、しかも今も進行形で続いている取り組みだと分かって驚きました。

目次

ヒカリをカナタに届ける日の基本情報

まずはこの記念日がいつ、誰によってどんな目的で作られたのかを整理していきますね。

制定日は2017年8月25日が由来

「ヒカリをカナタに届ける日」の日付は、岡山市北区に事務局を置く認定特定非営利活動法人「ヒカリカナタ基金」が設立登記された日、2017年8月25日に由来しています。

記念日として一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されたのは2022年のことだそうです。

つまり団体設立から記念日として正式に認められるまで、5年ほどのタイムラグがあったことになります。この期間、地道に活動実績を積み重ねていたのだろうなと感じます。

「届けましょうヒカリを、遥かカナタまで」が合言葉

この記念日には「届けましょうヒカリを、遥かカナタまで」という合言葉があります。

名前の「ヒカリ」は視力そのもの、「カナタ」は遠く離れた国という意味と、子どもたちの遥かな未来という意味の両方が込められているんじゃないかなと思います。

ちょっと詩的な名づけ方だなと個人的には印象に残りました。

記念日を制定したヒカリカナタ基金の活動内容

ここでは記念日の主役であるヒカリカナタ基金が具体的に何をしている団体なのかを見ていきます。

経済的な理由で手術を受けられない子どもへの支援

ヒカリカナタ基金は経済的な理由などから手術を受けられない途上国の目が不自由な子どもたちに、その治療費を送ることで視力を改善してもらうことを目指す団体です。

手術費用は1人あたり日本円でおよそ3万円から5万円ほどかかるとされています。

先進国では当たり前に受けられる治療でも国によってはこの数万円が用意できずに、見える可能性がある目のまま生涯を過ごしてしまう子どもがいる。

この事実を知ったとき、けっこうショックを受けました。

キルギスやミャンマーなど支援実績のある国々

これまでにキルギスやミャンマーなどで400人以上の子どもたちの視力回復を手助けしてきた実績があります。

さらに2025年8月時点の報道によると、支援した子どもの数は7カ国で1215人まで増えているそうです。

当初の目標だった1000人を、2025年1月には達成したという発表もあります。

目標達成後は次のステップとして5000人という新たな目標も掲げられているようで支援の輪が着実に広がっているのが分かりますね。

記念日誕生のきっかけになった人物

この記念日を語る上で欠かせないのが基金を立ち上げた1人の人物です。

竹内昌彦さんという全盲の元教頭先生

ヒカリカナタ基金を立ち上げたのは元岡山盲学校の教頭で、自身も全盲の竹内昌彦さんです。

幼い頃に病気で視力を失い、当時は「目が治ることはない」と言われて生きてきたそうです。

竹内さんは岡山盲学校の教員時代から「命の大切さ」などをテーマにした講演を2000回以上続けていて、その謝礼金を蓄えて途上国に盲学校を設立する活動を始めました。

2011年にモンゴル、2015年にキルギスに盲学校が設立されたと伝えられています。

治る目があると知った衝撃が基金設立のきっかけに

盲学校を作って入学希望者を募ったところ、その中に手術をすれば見えるようになる子どもたちが少なくないことが分かったそうです。

竹内さん自身は幼少期に光を失い、二度と見えるようにはならないと言われて70年近く生きてきた方です。

だからこそ「手術で見えるようになる」という事実に強い驚きを覚えたと語っています。

「治療して治る目なら治してあげたい」

という思いから手術費用を集めるための基金を立ち上げたというのがこの記念日の出発点になります。この経緯、正直かなり胸に来るものがありました。

ヒカリカナタ基金ならではの寄付の仕組み

この団体には他の支援団体とは少し違うユニークな資金集めの方法があります。

子どもたちが描いた絵をレンタルする仕組み

ヒカリカナタ基金では目が見えるようになった子どもたちに絵を描いてもらい、その絵を日本の企業や医療機関にレンタルすることで寄付金を集めているそうです。

最初に協力したのは岡山県玉野市の眼科医院で、院長は

「見えない人が見えるようになると色彩を強く感じるのだろう。色彩の美しさに感動して書いた絵だと思う」

と話しています。

2025年8月時点で県の内外の医療機関など4カ所に8枚の絵がレンタルされているとのことでした。

目が見えるようになった喜びを絵という形に残して、それがまた次の支援につながっていく。この循環、なかなかよくできた仕組みだなと感じます。

毎年8月24日には記念式典も開催

2025年は8月24日に岡山市で設立8年を記念する式典が開かれています。式典ではネパールでの活動報告や、支援を受けた子どもたちの様子が紹介されたそうです。

「医者になりたい」
「エンジニアになりたい」

と将来の夢を語る子どもたちの姿も報告されていて目が見えるようになったことが単なる治療で終わらず、その先の人生の可能性を広げていることがうかがえます。

まとめ

「ヒカリをカナタに届ける日」についてポイントを整理します。

  • 日付の由来は認定NPO法人ヒカリカナタ基金が設立登記された2017年8月25日
  • 2022年に日本記念日協会から正式に認定・登録された記念日
  • 制定したのは全盲の元教頭、竹内昌彦さんが立ち上げた団体
  • 支援実績は2025年時点で7カ国1215人まで拡大している
  • 子どもが描いた絵をレンタルする独自の寄付の仕組みも展開中

普段何気なく過ごしている8月25日に、こういう思いのこもった記念日があると知ると、ちょっと世界の見え方が変わる気がしますよね。

もし機会があればヒカリカナタ基金の活動について公式サイトなどで詳しく調べてみるのもいいかもしれません。

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