北斗の拳の日とは?由来や歴史を解説【9月13日】

  • URLをコピーしました!

毎年9月13日になるとSNSでも「ひでぶ」や「あべし」といった言葉がちらほら見かけられますよね。

この記事を読めばなぜ9月13日が北斗の拳の日と呼ばれているのか、その由来や制定までの流れ、そして記念日そのものが持つ意味までまるっと分かります。

「なんとなく聞いたことはあるけど、詳しい経緯は知らない」

という方、けっこう多いんじゃないでしょうか。

この記念日について調べていくうちに、ただの語呂合わせや偶然の一致とは全く違う、しっかりとした裏付けのある記念日だと分かって、ちょっと驚きました。

目次

北斗の拳の日の基本情報

まずはこの記念日がどういうものなのかざっくりとした概要から押さえていきますね。

9月13日に制定された記念日

北斗の拳の日は漫画『北斗の拳』にちなんで9月13日に定められた記念日です。

一般社団法人日本記念日協会によって正式に認定・登録されており、いわゆる非公式のファン発祥の記念日とは性質が異なります。

個人が勝手に呼び始めた通称ではなく、公式に手続きを踏んで生まれた日、というのがポイントですね。

認定団体は日本記念日協会

日本記念日協会は企業や団体が独自の記念日を登録できる仕組みを運営している組織です。

北斗の拳の日もこの制度を通じて申請され、審査を経て認定されました。

この協会が関わっている記念日は由来や日付の根拠がはっきりしているケースが多いので、信頼性という面では安心材料になると思います。

北斗の拳の日の由来

ここではなぜ9月13日という日付が選ばれたのか、その理由を掘り下げます。

連載開始日がそのまま記念日に

由来はとてもシンプルで、漫画『北斗の拳』が1983年9月13日発売の『週刊少年ジャンプ』41号で連載をスタートしたことにちなんでいます。

原作は武論尊さん、作画は原哲夫さんのコンビによるものですね。

記念日の多くは語呂合わせで日付が決まりますがこの日はそうではなく、作品そのものの誕生日をそのまま記念日にしたという点が特徴です。

だからこそ、ファンにとっても納得感のある日付なんだろうなと感じます。

連載は1988年まで続いた大ヒット作

『北斗の拳』は1983年41号から1988年35号まで、約5年にわたって連載されました。

全245話、単行本にすると全27巻というボリュームです。

世界観は核戦争後の荒廃した199X年を舞台に、暗殺拳「北斗神拳」の伝承者ケンシロウが戦いを通じて世界に光をもたらす物語でして、当時の『週刊少年ジャンプ』を代表する看板作品のひとつでした。

累計発行部数は全世界で1億部を突破しているというデータもあり、1巻あたりの平均部数で見ても歴代トップクラスに入る数字なんです。

ここまでのヒット作だからこそ、連載開始日そのものが記念日になり得たとも言えそうですね。

記念日が制定された経緯

実際にこの記念日が生まれるまでのプロセスを見ていきます。

連載開始35周年を機に申請

北斗の拳の日が誕生したのは2018年のことです。

連載開始からちょうど35周年という節目のタイミングで、著作権管理を担う会社が日本記念日協会に申請し、認定を受けました。

作品の権利をきちんと管理している会社が主体となって動いたからこそ、記念日としての正式な体裁が整ったんだろうなと思います。

申請したのは当時の北斗の拳の権利管理会社

ここは意外と混同されやすい部分なんですが、少し整理しておきますね。

2018年の申請時点で著作権管理や版権事業を担当していたのは株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズという会社でした。

この会社は2004年に、株式会社コアミックスの関連会社として設立されたもので原哲夫さんや武論尊さんの著作権運営管理を目的としていました。

その後2020年4月に、存続会社であるコアミックスと合併しています。

つまり当時申請を行った会社の事業や権利はすべてコアミックスに引き継がれているという流れですね。

登録証授与式で何が行われたか

由来を知るうえで欠かせないのが、実際の認定式典の様子です。ここではその場で何が起きたのかを紹介します。

東京・赤坂で開催された式典

2018年9月24日、東京の赤坂で「北斗の拳の日」の登録証授与式が行われました。

この式には原作者の武論尊さん、作画担当の原哲夫さん、そしてギタリストの布袋寅泰さんが登壇しています。

なぜ布袋さんが登壇したのか、公式な説明を見つけられなかったので詳しくは分からないんですが、作品にゆかりのある楽曲やイベントでの繋がりがあったのかもしれません。

あくまで自分の見立てなのでこの部分は憶測として捉えていただければと思います。

1万年先まで残す「石版」プロジェクト

この認定式に合わせて、非常にユニークな取り組みも披露されました。

総重量約1トンにもなる「石」を使った北斗の拳の石版が制作され、1万年後まで作品を伝承していくというコンセプトのもとお披露目されたんです。

原哲夫さんは以前のインタビューで「北斗の拳を100年は残る漫画にしたい」と語っていたそうで、その想いをさらに超えるスケールでの企画だったことが伝わってきますよね。

紙の本というのはどうしても経年劣化してしまいますが、石という媒体を選ぶことで作品を長期的に残そうとする発想は、ちょっと他の記念日ではなかなか見られない切り口だなと感じました。

この記念日から見えてくるもの

記念日そのものが持つ意味について私なりの考察を加えておきます。

存命の原作者が立ち会う珍しいケース

記念日の多くは対象となる出来事や人物がすでに歴史の中に収まってから制定されることが多い印象があります。

ですがこの北斗の拳の日は原作者と作画担当のお二人がご存命のうちに、しかも式典に本人たちが登壇する形で認定されました。

これはわりと珍しいパターンなんじゃないかなと個人的には思います。

作品の生みの親自身が、自分たちの作品が公式な記念日として認められる瞬間に立ち会えたというのは、なかなか感慨深いエピソードですよね。

IPとしての価値を高める狙いも

記念日の制定は話題作りだけでなく、作品の版権や関連事業を広げていくための戦略的な側面も持っていると考えられます。

石版という象徴的な仕掛けを用意したり、記念日という形で毎年メディアに取り上げられる仕組みを作ったりすることで、作品の存在感を継続的に発信できるわけです。

これはあくまで自分の見立てですが著作権管理会社が申請主体になっているという事実からも、ブランド価値の維持という意図が透けて見える気がします。

まとめ

  • 北斗の拳の日は9月13日で一般社団法人日本記念日協会が認定した公式な記念日です
  • 由来は1983年9月13日、『週刊少年ジャンプ』41号での『北斗の拳』連載開始にちなんでいます
  • 制定は2018年、連載開始35周年のタイミングで当時の権利管理会社が申請しました
  • 申請主体だった株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズは、2020年に株式会社コアミックスと合併しています
  • 登録証授与式は東京・赤坂で開催され、武論尊さん、原哲夫さん、布袋寅泰さんが登壇しました
  • 式典では1万年先まで作品を残す狙いの「石版」プロジェクトも披露されました
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする


目次