8月1日は「ホームパイの日」なんですがこの記念日には不二家の企業努力と語呂合わせの遊び心がぎゅっと詰まっているんです。
この記事を読めば由来から発売の裏話、700層のサクサク食感の秘密まで、まるっと分かるようになると思います。
ホームパイの日の基本情報
まずはこの記念日の骨格から押さえていきましょう。誰がいつ、どんな理由で作ったのかがわかれば、あとの話もすっと入ってきやすくなるはずです。
制定したのは不二家
「ホームパイの日」は東京都文京区に本社を置く株式会社不二家が制定した記念日です。
ミルキーやルック、カントリーマアムといった有名なお菓子を数多く生み出してきた企業ですが、その中でもホームパイは特別なポジションを持つブランドなんですね。
2017年に一般社団法人・日本記念日協会によって正式に認定・登録されていて、比較的新しい記念日という位置づけになります。
語呂合わせが日付の決め手
日付が8月1日になった理由は実はすごくシンプルです。
「ホームパ(8)イ(1)」と読む語呂合わせから選ばれたんですよ。
ちなみに不二家はもう一つ「ホワイトデー」の3月14日を「不二家パイの日」として制定していて、パイ(π)が3.14と覚えられていることにかけているんです。
同じブランドで二つの記念日を持っているのは正直ちょっと意外でした。
ホームパイ誕生から50年超の歴史
ここでは商品そのものの歴史をたどっていきます。
記念日の背景を理解するにはホームパイという商品自体がどう生まれたのかを知るのが一番だと思うんです。
前身は「デリシャスパイ」
ホームパイの原点は不二家洋菓子店で扱われていたギフト詰め合わせに入っていた「デリシャスパイ」なんです。
この評判が良かったので、1965年に菓子事業部でも取り扱うようになりました。
でもパイって焼き菓子の中でもかなり難しいお菓子で、職人の手作業によるサクサク感を機械でそのまま量産するのは簡単じゃなかったみたいです。
3年もの開発期間をかけてようやく1968年に発売にこぎつけたのがホームパイでした。地味に苦労の詰まったエピソードだなと感じます。
2018年に発売50周年を迎えた
1968年の発売から数えて2018年でちょうど50周年です。
この節目を機に、健康志向を意識したエキストラバージンオイル入りのホームパイが新登場して、品質とパッケージデザインも一新されました。
ロングセラー商品が時代に合わせて進化していく姿は、かなか興味を引かれるポイントですよね。
ホームパイという名前の意味
名前の由来もちょっとした雑学として知っておくと面白いです。
「お家(ホーム)で焼いたような、手作りの温かみがあるパイ」
という意味が込められているんだそうです。
工場で量産しているのに家庭的な手作り感を目指したというのは、なんとなく矢印が逆な気もしますが、それだけ職人の手仕事へのこだわりが強かったということなのかもしれません。
源氏パイとの関係は意外と知られていない
パイ菓子といえばもう一つ、三立製菓の「源氏パイ」を思い浮かべる人も多いはずです。実はどちらが先に発売されたか、意外と知らない人が多いんですよ。
実は源氏パイの方が先輩
正解は源氏パイなんです。
三立製菓は1963年に日本で初めてパイの量産化に成功していて、その2年後の1965年に源氏パイを発売しました。
ホームパイの発売は1968年なので、源氏パイのほうが3年ほど先に市場に出ていたことになります。
ちなみに源氏パイという名前は、発売翌年のNHK大河ドラマが「源義経」に決まったことにあやかって名付けられたそうです。
この命名の経緯、結構ドラマチックだなと個人的には思いました。
サクサク食感の秘密は700層と天然水
ホームパイの日を語る上で欠かせないのがあの独特な食感の理由です。ここを知っていると、食べるときの楽しみ方も変わってくると思います。
700層に折り重ねた生地
ホームパイは薄く延ばしたパイ生地を約700層にも折り重ねて焼き上げているんです。
この層の数、聞くだけでもかなり手間がかかっていることが伝わってきますよね。700層という数字を意識しながら食べると、いつもより一枚一枚をじっくり味わいたくなるかもしれません。
富士山の天然水を使用
もう一つの秘密は水にあります。
不二家の富士裾野工場では地下に流れる富士山の天然水を汲み上げてパイ生地を仕込んでいるんです。
清らかな水が雑味のないシンプルな生地の味わいを引き立てているんですね。
半世紀以上愛され続けている理由の一つがこういった素材選びの丁寧さにあるんだろうなと感じます。
まとめ
ホームパイの日について由来から歴史までまとめてみました。
- ホームパイの日は8月1日で「ホームパ(8)イ(1)」の語呂合わせが由来
- 制定は不二家、2017年に日本記念日協会が認定
- ホームパイの発売は1968年、前身は「デリシャスパイ」
- 2018年に発売50周年、エキストラバージンオイル版が登場
- 源氏パイの方が3年早い1965年発売
- 約700層の生地と富士山の天然水がサクサク食感の秘密
8月1日が近づいたら、こういった背景を思い出しながらホームパイを食べてみると、いつもよりちょっと特別な気分になれるんじゃないかなと思います。

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