不眠の日とは?由来や歴史を解説【毎月23日、2月3日】

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この記事を読めば不眠の日がいつ、なぜ制定されたのかその由来と歴史がすべてわかります。

毎月のカレンダーに「23日」と書かれているのを見て、「これって何の日?」と思ったことはありませんか?

実は睡眠に悩む人に向けた、れっきとした記念日なんです。

目次

不眠の日はいつ?

不眠の日は2月3日と毎月23日の2種類があります。

どちらも同じ「不眠」という言葉に由来していて、実は語呂合わせから生まれた記念日なんですね。

2月3日が「不眠の日」になった理由

「2(ふ)3(みん)」で不眠と読む語呂合わせがそのまま日付になっています。

シンプルといえばシンプルなんですが意外とすんなり覚えられて、記念日としての定着度は高いと思います。

2月3日といえば節分ですよね。

「恵方巻き」や「豆まき」で賑わう日として有名ですが、実はこっそり「不眠の日」でもあります。

節分と不眠の日が重なるのは偶然ではなく、純粋に語呂合わせの結果です。

毎月23日も「不眠の日」である理由

2月3日だけでなく毎月の23日も「不眠の日」に制定されています。

その理由は不眠の症状は季節や月を問わず一年中起こるから。

「冬だけ眠れない」とか「夏だけ辛い」ではなく、不眠は12ヶ月ずっと誰かを苦しめているわけで、だから年1回じゃなく毎月、という発想なんです。

なんか毎月来る記念日、というのが個人的にはちょっと新鮮でした。

不眠の日の由来と制定の経緯

不眠の日は「なんとなく生まれた日」ではなくちゃんとした目的意識のある記念日です。

制定の背景を知るとこの記念日の意味がより深く理解できます。

エスエス製薬が制定した背景

不眠の日を制定したのは東京都新宿区西新宿に本社を置くエスエス製薬株式会社です。

睡眠改善薬「ドリエル」などを手がけるOTC医薬品専門の製薬会社で、1765年創業という、実に260年以上の歴史を持つ老舗でもあります。

制定の目的は明確で日本人の約53%が何らかの不眠症状を持っているにもかかわらず、多くの人が対処法や改善方法の正しい知識を持っていないという現状を変えたかったから。

薬を売りたいというよりは、まず「正しい情報を届けたい」という思いがあったようで、ちょっと好感が持てますよね。

記念日を制定することでメディアや医療機関が不眠について話しやすいきっかけを作るという意図もあったと思います。

日本記念日協会への登録

この記念日は一般社団法人・日本記念日協会に正式認定・登録されています。

日本記念日協会は企業や団体が制定した記念日を審査・登録する機関で、「いちご(1月5日)の日」や「カレーの日」なども同協会に登録されています。

エスエス製薬が申請し、審査を経て正式に認定されたという流れです。

エスエス製薬とドリエルの歴史

不眠の日を語るうえで、制定者であるエスエス製薬と「ドリエル」のことは外せません。

1765年創業の老舗製薬会社

エスエス製薬は1765年(江戸時代)創業という、日本でも有数の歴史を持つ製薬会社です。

現在はフランスの製薬大手サノフィグループに属していて、OTC医薬品(市販薬)を専門に手がけています。

日本初のOTC睡眠改善薬「ドリエル」の誕生

「ドリエル」の開発が社内でスタートしたのは1985年のこと。

当時はまだバブル景気前夜で、「眠れなくても頑張るのが美徳」という空気が漂っていた時代です。そんな時代に、あえて睡眠改善薬の開発に乗り出したのはかなり先見の明があったと思います。

そして実際の発売は2003年。日本で初めてOTCとして承認された睡眠改善薬として市場に登場し、2022年時点でOTC催眠鎮静剤市場の約40%のシェアを持つまでに成長しています。

ドリエルは医師の処方なしにドラッグストアで買える点が特長で、抗ヒスタミン薬の「眠気」という副作用を逆手に取った設計になっています。

不眠の日が制定された社会的背景

エスエス製薬が記念日を作るほど日本の不眠問題は深刻です。具体的な数字を見ると、その規模に少し驚きます。

日本人の不眠事情

厚生労働省の令和4年(2022年)国民健康・栄養調査によると、成人の20.6%が慢性的な不眠症状を抱えていることが確認されています。

5人に1人、という計算です。しかもこの割合は平成21年(2009年)以降、有意に増加傾向にあるんです。

また、国際基準の「アテネ不眠尺度」を用いた調査では、全体の47.2%が「不眠症の可能性あり」という結果が出ています。

さらにそのうち2割以上が中等度〜重度の不眠症の可能性があるとのこと。数字で見るとなかなかシビアな現実ですよね。

不眠の4つのタイプ

不眠といっても症状はひとつではありません。厚生労働省のe-ヘルスネットでは、大きく4つのタイプに分類されています。

入眠障害

寝つきが悪く、布団に入ってもなかなか眠れないタイプ。不眠の中では最も多いとされています。

中途覚醒

眠りが浅くて夜中に何度も目が覚めるタイプで、高齢者に多く見られます。

早朝覚醒

朝早く目が覚めてしまうタイプで、軽度のうつ病が背景にあるケースも。

熟眠障害

「寝た気がしない」「ぐっすり眠れた感覚がない」というタイプで、他のタイプと重なっていることも多いです。

自分がどのタイプに当てはまるかを知るだけでも、対処の方向性が変わってきます。毎月23日の不眠の日は自分の睡眠を振り返る機会として活用できるかもしれませんね。

まとめ

  • 不眠の日は2月3日と毎月23日の2つがある
  • 日付は「2(ふ)3(みん)」=不眠の語呂合わせが由来
  • 毎月23日も記念日にしたのは、不眠が一年中起こるため
  • 制定者はエスエス製薬株式会社(1765年創業・睡眠改善薬ドリエルのメーカー)
  • 一般社団法人・日本記念日協会に正式認定・登録済み
  • 制定目的は、正しい不眠改善情報を広く発信すること
  • 日本人成人の20.6%が慢性的な不眠を抱えている(2022年厚生労働省調査)
  • 不眠は「入眠障害」「中途覚醒」「早朝覚醒」「熟眠障害」の4タイプに分類される

毎月23日が来るたびに、「今月ちゃんと眠れているかな?」と自分の睡眠をチェックする習慣ができると、長い目で見たら体に優しい暮らし方に近づけるかもしれません。

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