この記事を読めば「育児の日」がいつ・なぜ・誰によって制定されたのかその背景まで全部わかります。
「育児の日」って名前は聞いたことあるけど、正直いつなのかよく知らなかった…
という方、けっこう多いんじゃないかと思います。
実は育児に関連する記念日は複数あって、日付も制定した団体も少しずつ違うんですよね。
それぞれの背景を知ると「子育てを社会全体で支えようとしてきた歴史」がじんわり伝わってきて、個人的にはちょっと感動しました。
育児の日は「毎月12日」
語呂合わせから生まれた記念日
育児の日は毎月12日です。
「育(いく=1)児(じ=2)」という語呂合わせが日付の由来で、シンプルだけどわかりやすい。なんか、こういう語呂合わせって日本らしいなと感じます。
この記念日を制定したのは兵庫県で唯一の地元紙「神戸新聞」を発行する株式会社神戸新聞社です。
全国紙ではなくて地方紙が起点になっているというのが意外と知られていないポイントでしょうか。
神戸新聞社が10年以上継続してきた活動
神戸新聞社は2003年(平成15年)から「育児の日」を提唱し始め、以来10年以上にわたって育児・子育てに関する企画を毎月継続してきました。
この取り組みが認められて2015年(平成27年)には一般社団法人・日本記念日協会から第9号「記念日文化功労賞」を受賞しています。
長年コツコツ続けてきた活動が評価されたわけでそれなりに積み上げてきた歴史があるんですよね。
記念日は日本記念日協会により正式に認定・登録されています。
育児の日の目的と背景
「社会全体で子育てを考える」という思想
育児の日の目的は社会全体で子育てについて考え、地域が一体となって子育てしやすい環境づくりに取り組むきっかけになることとされています。
「子育ては家庭だけの問題」という考え方から、「地域みんなで支えるもの」という意識への転換を促す、そういう意図が込められているんです。
具体的には「ノー残業デー」や「年休取得促進日」を設ける企業、地域で子育てを応援するイベントなど様々な形で実践されています。
少子化という時代背景
育児の日が提唱された2003年前後は日本で少子化問題が深刻化しはじめていた時期でもあります。
子育て世帯が孤立しやすい社会構造に対して、何かできることを。という問題意識がこの記念日の制定につながっていると考えられます。
育児の日に何をするの?
家庭・職場・地域それぞれの実践
育児の日は特定の行事があるわけではなく、「日頃の子育てを見直すきっかけの日」という性格が強いです。
たとえばこんな取り組みが推奨されています。
- 早めに帰宅して家族そろって食事をする
- 子どもに本を読み聞かせをする
- 子どもと一緒にお風呂に入る
- 父親が積極的に育児に参加する
- 職場がノー残業デーや有給取得促進日として設定する
要するに「この日だけ特別なことをする」というより、育児に向き合う意識を月1回リセットするきっかけとして活用するイメージでしょうか。
まとめ
- 育児の日は毎月12日。「いく(1)じ(2)」の語呂合わせが由来
- 神戸新聞社が2003年から提唱して2015年に記念日文化功労賞を受賞
- 目的は「地域が一体となって子育てしやすい環境づくりを考えるきっかけ」
- 11月19日は「いい育児の日」として別途制定されている
- 各都道府県でも独自に育児の日を設けているケースがある
- 行事というより「子育てを見直す意識の日」として位置づけられている
コメント