この記事を読めば6月18日「国際寿司の日」の由来や制定の背景、日本の寿司の日との違いがまるっとわかります。
「国際寿司の日って、いつ誰が決めたの?」
って気になったことはありませんか?
実はこの記念日、日本発祥じゃないんです。
SNSの投稿がきっかけで世界に広まったというのがけっこう意外な話で個人的にも面白いなと思いました。
寿司が大好きな方も記念日に興味がある方も、ぜひ最後まで読んでみてください。
国際寿司の日とはどんな日?
6月18日の「国際寿司の日」についてまず基本的なところから整理しておきます。
正式名称と意味
国際寿司の日は英語で「International Sushi Day」と表記される記念日です。
毎年6月18日に設定されていて、世界中の寿司好きが寿司を楽しんで祝うための日、という位置づけになっています。
「国際」という言葉が名称についていることからもわかるように、この記念日は主に海外で広く祝われているもの。
日本国内よりもアメリカやヨーロッパなどの海外メディアやSNS上での盛り上がりのほうが大きいのが実情です。
この日に何をする?
「国際寿司の日」だからといって特定の公式イベントがあるわけではないです。基本的には、
- 寿司屋や回転寿司に行って食べる
- 家で手巻き寿司を楽しむ
- SNSに「#InternationalSushiDay」のハッシュタグをつけて投稿する
…そういった形で楽しむ人が多い印象。とくに海外ではSNS上でこの日に合わせて寿司の写真が大量に投稿されます。
国際寿司の日の由来と歴史
この記念日がどうやって生まれたのか、というところが個人的に一番面白い話だと思います。
Facebookの投稿がすべての始まり
国際寿司の日は2009年にアメリカ人のクリス・デメイ(Chris DeMay)氏が制定した記念日です。
デメイ氏は、Facebookに「寿司(Sushi)」というファンページを開設した人物で、そのページが瞬く間に世界中の寿司ファンを集めました。
デメイ氏が国際寿司の日を制定した理由は、「美味しい寿司をもっとたくさんの人に食べてほしい」という純粋な想いから。
「毎日が寿司の日であるべきだけど、これほどすごいものにはそれ自体の一日が必要だ(Every day should be Sushi day,but like anything that is this amazing,it deserves a day unto itself)」
という言葉を添えて6月18日をInternational Sushi Dayとして宣言したそうです。
なぜ6月18日なのか
ここが少し不思議な点でなぜ6月18日がこの記念日に選ばれたのか、明確な理由は伝わっていません。
日本の「寿司の日」(11月1日)のように、食材の旬や文化的な意味合いがあるわけではないようです。
デメイ氏が単に「この日にしよう」と決めたというのが実態に近いようで…うん、案外そういうものなのかもしれないですね。
SNS発の記念日が世界に広まった理由
このFacebookページはあっという間に人気を集め、最終的には「チェイスのイベントカレンダー(Chase’s Calendar of Events)」という公式な記念日カレンダーにも掲載されるに至りました。
これは北米で権威あるイベント年鑑でここに記載されたことで国際的な認知度がグッと上がったんです。
要するに個人のSNS投稿から世界的な記念日へという、いまの時代らしい面白い成り立ちの記念日なんです。
日本の「寿司の日」との違い
「寿司の日」は実は2つあります。「国際寿司の日」と「日本の寿司の日」、それぞれ全く別物なんですよね。
日本の寿司の日は11月1日
日本では11月1日が「全国寿司の日(全国すしの日)」とされています。
1961年(昭和36年)、全国すし商生活衛生同業組合連合会が「実りの秋・収穫の秋・米への感謝の日」として制定したものです。
11月1日が選ばれた理由は新米の季節であり、魚の脂が乗って寿司ネタが最も美味しい時期であることから。
さらに歌舞伎「義経千本桜」に登場する平維盛が寿司職人・弥助に改名したのが11月1日とされていることも、由来のひとつとして挙げられています。
2つの寿司の日を比べると
| 比較項目 | 国際寿司の日(6月18日) | 全国寿司の日(11月1日) |
|---|---|---|
| 制定年 | 2009年 | 1961年(昭和36年) |
| 制定者 | クリス・デメイ氏(個人・アメリカ人) | 全国すし商生活衛生同業組合連合会 |
| 主な盛り上がり | 海外・SNS中心 | 日本国内の業界行事中心 |
| 選ばれた理由 | 明確な理由は不明 | 新米の季節・旬のネタが揃う時期 |
こうして並べてみると同じ「寿司の日」でも成り立ちがまったく異なることがわかりますよね。
寿司が世界に広まった歴史
国際寿司の日が生まれた背景には、寿司が世界的に普及したという大きな流れがあります。
アメリカへの普及の始まり
寿司が海外に伝わったのは明治30年代頃といわれていてアメリカに渡った日本人移民たちが現地で日本食を広めたのが始まりです。
1906年にはロサンゼルスのリトル・トーキョーで、日本人によってアメリカ初の寿司屋がオープンしたとも伝えられています。
1970年代に入ると、ハリウッドスターが寿司店に通い始めたり、健康ブームが後押ししたりで、アメリカでの寿司人気が急上昇しました。
当初は「生魚なんて食べられない」と感じるアメリカ人も多かったのですが、カリフォルニアロールというアレンジ料理が登場したことで、一気に間口が広がったんです。
カリフォルニアロールは海苔を内側に隠して酢飯を外側に出すという工夫で、見た目への抵抗感を減らした画期的な一品でした。
1990年代〜2000年代、世界へ
1980年代にはアメリカ人に「ヘルシーな食事」として受け入れられ、1990年代にはイギリス・ロンドンにヨーロッパ初の回転寿司チェーンが開店するまでになりました。
このあたりから「SUSHI」は完全にグローバルな食文化になっていったように思います。
2009年にクリス・デメイ氏が国際寿司の日を制定した頃にはすでに寿司は世界的な食べ物として定着していました。記念日の誕生はその象徴のようなものだったのかもしれません。
世界の寿司市場
寿司レストランの世界市場規模は2023年時点で約195億米ドル(約2兆9000億円)と推定されており、2030年には225億米ドルに達するとの予測も出ています。
日本の大手回転寿司チェーンも積極的に海外展開を進めていて、スシローの海外店舗数は163店、くら寿司は米国と台湾を中心に124店舗を展開しています(いずれも2024年7月時点)。
国際寿司の日を楽しむためのアイデア
「知っているけど何もしていない」という人も多いかもしれません。せっかくの記念日なので、ちょっと楽しんでみるのもいいと思いますよ。
海外と日本、SNSでつながる日
国際寿司の日はSNS発祥の記念日なので、SNSで世界の寿司好きとつながれるのが醍醐味のひとつです。
「#InternationalSushiDay」というハッシュタグをつけて投稿するだけで、海外のユーザーと同じ話題で盛り上がれます。
英語で「Today is International Sushi Day!」と一言添えてみると意外と反応が来たりして面白いんですよね😊
普段と違う寿司を食べてみる
国際寿司の日にちなんで海外スタイルの寿司を試してみるのも面白い楽しみ方です。
カリフォルニアロールや各国でアレンジされたフュージョン寿司を食べてみると、寿司文化の広がりをリアルに体感できます。
国内でも最近はこういったアレンジ系を提供するお店が増えていますよね。
まとめ
- 国際寿司の日は毎年6月18日、英語で「International Sushi Day」
- 2009年にアメリカ人のクリス・デメイ氏がFacebookで制定したのが起源
- なぜ6月18日なのかは明確な理由が伝わっていない
- 日本の「全国寿司の日(11月1日)」とは制定者も由来も全く異なる
- Chase’s Calendar of Eventsへの掲載を経て、世界的な記念日として認知が広まった
- 寿司の世界市場は2023年時点で約195億ドル規模にのぼる
- SNS発祥の記念日なのでハッシュタグ投稿で世界とつながれるのが特徴
6月18日が近づいたら、ぜひお気に入りの寿司を食べながら「この日がFacebookの投稿ひとつから始まったんだ」と思い出してみてください。
なんか、それだけで寿司がちょっと違う味に感じられそうな気がします🍣
コメント