毎月19日が「熟カレーの日」だって知っていましたか?
この記事を読めばその制定の背景・由来・語呂合わせの意味から熟カレーという商品そのものの歴史まで、まるごと理解できます。
カレーが好きな方はもちろん、記念日の豆知識を探している方にも役立つ内容です。
熟カレーの日とは?基本情報
毎月19日という、ちょっとユニークなタイミングに設けられたこの記念日。「なんで19日なんだろう」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
誰が制定した記念日なのか
熟カレーの日は江崎グリコ株式会社が制定した記念日です。
大阪市西淀川区に本社を置くグリコが、自社の看板商品である「熟カレー」をより多くの人に知ってもらうことを目的として制定しました。
そして一般社団法人・日本記念日協会にも正式に認定・登録されているれっきとした記念日なんです。
企業が自社商品にちなんだ記念日を作ること自体は食品業界では珍しくないんですが、日本記念日協会の認定を受けることで公的にも認められた記念日として広く周知される仕組みになっています。
毎月繰り返される記念日というのもなかなか意識させる工夫だなと感じます。
毎月19日になった2つの理由
19日という日付にはしっかりした理由が2つあります。
- 「熟(じゅく)=19」という語呂合わせ(「じゅく」と「19」の読み方が一致する)
- カレールウは毎月20日前後がよく売れるという販売データに基づいている
要するに給料日前の19日にカレーを食べてもらおう、という狙いが込められているわけです。
材料費が安くて調理も手軽なカレーライスは家計が少し苦しくなる月末前に選ばれやすい料理として知られています。
熟カレーの歴史と商品の特徴
記念日の背景を理解するためには「熟カレー」という商品そのものを知ることが大切です。
1995年の発売から始まった歴史
熟カレーが最初に発売されたのは1995年です。
「一晩寝かせたあの旨さ」というキャッチフレーズで登場し、当時のカレールウ市場に「コク系カレー」という新しいカテゴリーを作り出しました。
家族みんなで楽しめる、というコンセプトが刺さったのか発売後からロングセラー商品として根強い人気を保ち続けています。
そういえば1995年って個人的には「時代の転換点」みたいな年が多いなと感じるんですが、カレールウ市場でもそういう革命が起きていたとは意外と知らなかったです。
プレミアム熟カレーの誕生
発売20周年にあたる2015年に「プレミアム熟カレー」が全国発売されました。
このプレミアム版は肉・野菜・果物に加えてカカオマスなど20種類の食材の旨みを凝縮し、さらに500時間熟成させた多種スパイスを使用したこだわりの一品。
個包装の「キューブルウ」形式になっているのも特徴で使いたい分だけ使えてアレンジもしやすいんです。
「コクのルウ」と「香りのルウ」の2段構造というのも、熟成ブイヨンの旨みと熟成スパイスの香りをそれぞれ活かすための工夫らしく 、なんかこういう細部へのこだわりが長く愛される理由なのかもしれませんね。
発売19周年という特別な年
おもしろいのが発売19周年を迎えた2014年にも「2段熟カレー」としてリニューアルが行われたという事実。
「19(じゅく)周年」という語呂合わせを意識した記念リニューアルで熟成仕込み製法をより前面に押し出したタイミングでもありました。
グリコがいかにこの「19=熟」という数字に愛着を持っているかが伝わってきます。
給料日前とカレーの関係
「なぜ毎月20日前後にカレーが売れるのか」という部分、実はちょっと深い話がありまして。
家計と食卓の関係性
月の20日前後は給料日前で家計の財布がもっとも薄くなる時期です。
そういうタイミングに材料費が安く(にんじん・じゃがいも・玉ねぎが主体)、調理が比較的簡単で家族全員に喜んでもらいやすいカレーが選ばれやすいというのは、実感としても納得感があります。
「今月末、ちょっとカツカツだからカレーにしよう」
という感覚、一度はあるんじゃないでしょうか。なんか、カレーって家計の救世主みたいな存在ですよね。😊
カレールウの消費データから見えること
総務省の家計調査によるとカレールウの消費量は鳥取県が全国1位(約1,943g) で日本全体でカレーへの需要が根強いことがわかります。
カレーはもはや「国民食」と言っても過言ではなく、毎月の食卓に何度も登場するほど定着しています。
このデータを見ると、「毎月19日を記念日にする」という発想は、日本人のカレー消費習慣をよく理解した上での戦略だったと言えそうです。

他のカレー関連記念日との違い
熟カレーの日以外にも日本にはカレーにまつわる記念日がいくつかあります。ちょっとした比較で違いを整理してみます。
| 記念日 | 日付 | 制定者 | 由来 |
|---|---|---|---|
| 熟カレーの日 | 毎月19日 | 江崎グリコ | 「熟(じゅく)=19」の語呂合わせ+給料日前の消費傾向 |
| カレーの日 | 1月22日 | 全日本カレー工業協同組合 | 1982年に全国の学校給食で一斉にカレーが提供されたことに由来 |
大きな違いは「年1回か毎月か」という頻度と「特定の商品を推す記念日か、カレー全体を讃える記念日か」という性格の差でしょう。
熟カレーの日はあくまでグリコの商品PRが出発点であるのに対して、1月22日のカレーの日は業界全体や学校給食の歴史に根ざしている、という感じです。
熟カレーの日をもっと楽しむために
せっかくの記念日、ただ「ああそうなんだ」で終わらせるのはもったいないかも。
毎月19日にカレーを食べる習慣
熟カレーの日に合わせてカレーを食卓に出すのは意外と楽しい習慣になります。
プレミアム熟カレーを使う場合、キューブ型の個包装なので使いたい分だけ使えるのが便利なんです。少量だけ作りたいときや辛さを調整したいときにも重宝します。
「給料日前だからカレーにしよう」
という消極的な動機じゃなく
「今日は熟カレーの日だから!」
という積極的な理由でカレーを楽しむというのも記念日の使い方としては良いですよね。
まあ、結果カレーを食べることに変わりはないんですが(笑)。
記念日を知ることで深まる食文化
こういった企業制定の記念日には「商業的な意図がある」という見方もできます。
ただ、それを差し引いても、食べ物にまつわる記念日は食文化のちょっとしたきっかけになると思います。
子どもに
「なんで19日はカレーなの?」
と聞かれたとき、語呂合わせや給料日前の話をしながら食べるカレーはきっと少しだけ記憶に残るんじゃないでしょうか。😌
まとめ
- 熟カレーの日は毎月19日、江崎グリコが制定し日本記念日協会に認定・登録されている記念日
- 19日の理由は「熟(じゅく)=19」という語呂合わせと、毎月20日前後にカレールウの売上が増えるという販売傾向の2点
- 熟カレーは1995年発売のロングセラー商品で2015年には20周年を記念した「プレミアム熟カレー」が全国展開
- プレミアム熟カレーは20種類の食材と500時間熟成スパイスを使用した2段構造のルウ
- 1月22日「カレーの日」とは異なり、熟カレーの日は毎月繰り返されるブランド特化型の記念日
毎月19日がやってきたら今日は熟カレーの日だと思い出してみてください。
夕食の献立に迷ったときのちょうどいい背中のひと押しになるかもしれません。
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