工事写真の日とは?由来や歴史を解説【5月16日】

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この記事を読めば「工事写真の日」がいつ誰が、なぜ制定したのかが丸ごとわかります。

「5月16日が工事写真の日って、そもそも何?」

と思って調べている方、けっこう多いんじゃないでしょうか。

実はこの記念日には建設業界の地道な歴史と、現場の人たちが「もっと工事写真の価値を知ってほしい」という切実な想いが詰まっているんです。

目次

工事写真の日とは?基本情報

5月16日は「工事写真の日」として正式に認定された記念日です。

どんな記念日なの?

工事写真の日は建築現場や土木工事の現場で撮影される「工事写真」の重要性を広く社会に伝えることを目的に制定された記念日です。

完成した建物を見ても内側の施工がどうなっているかは分かりませんよね。

壁の中の断熱材、床下の配管、鉄筋の組み方……そういった「完成すると見えなくなるもの」を正確に記録するのが、工事写真の本来の役割なんです。

誰が制定したの?

この記念日を制定したのは東京都清瀬市に本社を置く有限会社多摩フォートという会社です。

同社は建築現場の工事工程記録写真の撮影・管理・整理を専門に手がけていて東京や千葉、埼玉といった首都圏の大規模建築現場を中心に活動しています。

規模としては役員4名・従業員15名(2025年時点)と決して大きくはない会社ながら、工事写真という専門分野に特化した実績は、業界内でそれなりに評価されているみたいです。

記念日の由来と歴史

この記念日には、ひとつの会社の「創業の日」が深く関係しています。

5月16日という日付の意味

日付の由来はシンプルで有限会社多摩フォートが業務を開始した1997年(平成9年)5月16日がそのまま記念日になっています。

自分たちが創業した日を「業界全体の記念日にしよう」という発想、ちょっと面白いですよね。

ただの会社の記念日にとどまらず、「工事写真という仕事の価値を世の中に知らせたい」という気持ちがあったからこそ、記念日申請につながったんだと思います。

いつ正式に認定されたの?

有限会社多摩フォートが創業したのは1997年ですが、記念日として正式に認定されたのはその20年後のことです。

2017年(平成29年)に、一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。

ちなみに日本記念日協会は個人や企業・団体が申請した記念日を審査・登録している機関で、毎年たくさんの記念日が新たに認定されています。

工事写真の日もその一つということですね。

工事写真ってそもそも何?

記念日の意義をより深く理解するために工事写真そのものについても少し触れておきます。

工事写真の役割と目的

工事写真は施工の品質や安全対策を証明するための公式な記録です。

建設工事では工事が進むにつれてどんどん見えなくなる部分が増えていきます。

地盤の掘削状況、鉄筋の配置、防水処理の状態……

うした「後から確認できなくなる箇所」を写真で残しておくことで、「ちゃんと設計通りに施工しましたよ」という証拠になるわけです。

法律上の義務もある

工事写真は「なんとなく残しておくもの」ではなくて、法律上の保存義務が定められているものでもあります。

建設業法施行規則によれば、工事目的物の引き渡しをしたときから10年間、関連書類を保存しなければならないとされています。

工事写真が含まれる「営業に関する図書」も同様の扱いで、施工会社はしっかりと管理・保管する義務があるんです。

黒板(小黒板)との関係

工事写真を見たことがある方なら、写真の中に小さな黒板が一緒に写っているのを見たことがあるかもしれません。

あれは「小黒板」と呼ばれるもので工事名・工種・撮影日時・施工場所などの情報をその場で明示するためのアイテムです。

最近はデジタル化も進んでいてタブレットやスマホを使った「電子小黒板」が登場しています。

国土交通省でも平成29年1月30日付で利用が認められており、現在ではほぼすべての公共機関で使えるようになっているみたいです。

工事写真の日が持つ意味

記念日制定の背景には業界全体への問題提起もあります。

「見えない仕事」へのスポットライト

工事写真という仕事は建設業界の中でもあまり目立たない存在です。

でも、工事写真がなければ、施工の品質を誰も証明できないという現実があります。

有限会社多摩フォートがこの記念日を制定したのは、まさにそこに問題意識があったからだと思います。

どんなに丁寧に施工しても記録が残っていなければ後になってトラブルの原因になることもあります。

工事写真の撮り忘れは最悪の場合、工事のやり直しや訴訟リスクにつながることもあるわけで…

現場の人へ届けたいメッセージ

工事写真の撮影・管理は施工管理の業務の中でもかなりの時間と手間がかかります。

HiKOKI(工機ホールディングス)のような大手メーカーもこの日に合わせて情報発信をするなど、業界内での認知度は少しずつ広がっているようです。

個人的な意見ですけど「誰が見てもいないような地味な記録作業」を毎日こなしている現場の人たちに、「その仕事、すごく大切ですよ」と伝えるための日として機能してほしいなと感じます。

まとめ

  • 5月16日は「工事写真の日」で東京都清瀬市に本社を置く有限会社多摩フォートが制定した記念日
  • 日付の由来は、同社が1997年(平成9年)5月16日に業務を開始したことにちなむ
  • 2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会が正式認定
  • 制定の目的は建築・土木現場における工事写真の重要性を広くアピールすること
  • 工事写真は施工の品質証明となり、建設業法上10年間の保存義務もある
  • 現在はデジタル化も進み、電子小黒板など新しい技術も普及しつつある
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