毎年9月30日が近づくとSNSで「クルミッ子の日」というワードをちらほら見かけるようになりますよね。
この記事を読めばクルミッ子の日が生まれた由来や、クルミッ子というお菓子そのものの歴史、それに9月30日に鎌倉紅谷さんが毎年行っている企画の内容まで、まとめて理解できると思います。
「クルミッ子って気になってたけど、そもそも何の日なのか知らなかった」
という方や、
「せっかくの記念日だから今年はちゃんと楽しみたい」
と思っている方に向けてできるだけ詳しく書いていきますね。
クルミッ子の日は9月30日に制定された記念日
ここではクルミッ子の日がいつ、どこで、どうやって制定されたのかをまとめて解説します。
制定したのは神奈川県鎌倉市の鎌倉紅谷
クルミッ子の日は神奈川県鎌倉市雪ノ下に本店を構える株式会社鎌倉紅谷が制定した記念日です。
同社は1954年10月創業の菓子メーカーで、代表的な商品である「クルミッ子」の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい、そして皆でクルミッ子を食べる日にしたいという思いから、この記念日を作ったんですね。
制定されたのは2022年のこと。
一般社団法人日本記念日協会に申請し、正式な記念日として認定・登録されました。
ちなみに日本記念日協会というのは企業や団体、個人が独自に定めた記念日を審査して認定する組織で、審査に合格して所定の登録料を払うことで公式な記念日になる仕組みなんです。
つまりクルミッ子の日は誰かが勝手に言い出したものではなく、きちんと手続きを踏んで認められた記念日ということになります。
9月30日という日付の由来は語呂合わせ
日付の由来はけっこう可愛らしくて、「く(9)るみ(3)はまるい(0)」、つまり「クルミは丸い」という語呂合わせから9月30日になったそうです。
くるみという食材そのものへの愛着が感じられる語呂合わせだなと、個人的には思いました。
実はこの9月30日、もともと「くるみの日」として知られていた日付でもあるんですよね。
同じ語呂合わせの発想から、くるみという食材全体を祝う日と鎌倉紅谷のクルミッ子という商品を祝う日が、同じ9月30日に重なっている形です。
鎌倉紅谷としてはくるみそのものの魅力とクルミッ子という商品の魅力を、両方まとめて発信できる絶好の日付だと考えたのかもしれません。
あくまで自分の見立てですが、語呂合わせの相性の良さを見るとそう考えるのは自然な流れだったんじゃないかなと感じます。
クルミッ子とはどんなお菓子なのか
ここを読むとクルミッ子という商品そのものの特徴と、なぜここまで人気になったのかがわかります。
濃厚キャラメルとくるみをサブレでサンドした焼き菓子
クルミッ子は自家製のキャラメルにくるみをぎっしり詰め込み、バターの風味豊かなサブレ生地で挟んだ焼き菓子です。
キャラメルは濃厚でありながら、甘さとほろ苦さのバランスが取れた味わいに仕上げられていて、この味を安定して作り続けることが製造工程の中でも特に気を使う部分なのだそうです。
くるみもキャラメルもサブレのバターも、どれも惜しみなくたっぷり使う。
それが鎌倉紅谷の信条であり、おいしさの秘密なんだそうです。
レシピは誕生当時からほぼ変わっていないというのもなかなか興味深いポイントですよね。
長年愛され続けている商品って、意外と味の根っこは変わっていないものなのかもしれません。
誕生は1984年頃、当初のパッケージは源頼朝だった
クルミッ子が生まれたのは1984年頃のことです。
誕生当時のパッケージデザインは、実は鎌倉の英雄である源頼朝公の姿だったというのが個人的にすごく驚いたポイントでした。
これは当時の二代目社長が源頼朝のファンだったことから採用されたデザインだったそうです。
一方で、今や看板キャラクターとなっているリスくんは当時は個包装のフィルムにひっそりと描かれているだけの存在だったんですね。
まさか裏方だったリスくんが、後にブランドの象徴になるとは、当時は誰も思っていなかったんじゃないでしょうか。

2008年のリブランディングで一気に人気商品へ
転機が訪れたのは2008年です。
三代目社長として有井宏太郎氏が就任したタイミングで、パッケージが刷新され、それまで個包装フィルムの中に隠れていたリスくんが前面に大抜擢されました。
さらに2012年には神奈川県名菓展菓子コンクールで最優秀賞を受賞し、そこから一躍人気商品に躍り出たと言われています。
この流れを数字で見ると、その変化の大きさがよくわかります。
鎌倉紅谷の会社全体の売上は有井宏太郎氏が社長に就任した2008年の時点で4億円弱だったのに対し、2022年には54億円まで伸びているんです。
約14年で売上が13倍以上になっているというのは、正直かなり驚異的な数字だなと感じました。
この急成長の背景にはクルミッ子の製造拡大が大きく関わっているとされています。
パッケージ刷新というひとつの決断がここまで会社の規模を変えるきっかけになったというのは、ブランディングの力を物語る事例と言えるかもしれません。
クルミッ子の日にはどんな企画が行われているのか
ここでは実際に鎌倉紅谷が毎年9月30日周辺に実施している企画の内容を紹介します。
全直営店舗やオンラインショップでのノベルティ配布
2026年のクルミッ子の日では全直営店舗と公式オンラインショップで、オリジナルデザインの「紙クリップ」がプレゼントされる企画が実施されています。
これは2026年10月14日から新たに定番商品となる、クルミッ子から生まれた新しい焼き菓子をモチーフにしたグッズだそうです。
店舗での配布期間は2026年9月23日から9月30日までで1会計につき1,080円(税込)以上購入した方に1枚ずつ渡される仕組みになっています。
オンラインショップでは2026年9月21日発送分から注文ごとに商品と一緒に届けられるとのことです。
数量限定で先着順というあたり、実際に足を運ぶ人にとってはちょっとした楽しみになりそうですね。
SNSでのハッシュタグキャンペーンも定番企画
もうひとつの目玉がSNSを使った企画です。
鎌倉紅谷の公式InstagramとX(旧Twitter)では9月30日の9時30分に、みんなで一斉にクルミッ子を食べる企画と、ハッシュタグ「#クルミッ子の日2026」を使った投稿キャンペーンが実施されています。
9時30分というのも9月30日という日付にちなんで揃えられた時間なのかなと、これは自分の推測ですが、そう考えると数字の並びの遊び心を感じますよね。
対象のアカウントをフォローした上でハッシュタグを付けて投稿、または引用リポストした人の中から抽選でプレゼントが当たる企画も用意されているそうです。
こうした投稿企画は毎年恒例になっていて2022年の記念日登録の際から継続的に行われている取り組みのようです。
期間限定メニューも9月1日から展開
小町横路店カフェとKurumicco Factory The Cafeでは9月1日から10月初旬まで、クルミッ子の日を記念した期間限定メニューが提供されています。
2026年は「フィナンシェクルミッ子〜桃のヨーグルト風味アイスとともに〜」というメニューが登場していて、季節感のある組み合わせになっているのが印象的でした。
実は鎌倉紅谷では9月1日から9月30日までの1ヶ月間を「クルミッ子の日月間」として位置づけていて、特別メニューの販売やクリアファイルのプレゼントなど、さまざまな企画をこの期間中に展開しているんです。
単発の記念日というより、丸1ヶ月かけてクルミッ子の魅力を発信する取り組みになっているという点は、意外と知らない人も多いんじゃないかなと思います。
くるみという食材そのものの魅力も知っておきたい
ここを読むとクルミッ子の日にセットで語られる「くるみ」という食材そのものの健康面での特徴がわかります。
くるみは抗酸化物質の含有量がトップクラス
くるみの日の由来にもなっているくるみという食材自体、栄養面でもかなり優れた特徴を持っています。
米国スクラントン大学の化学教授ジョー・ヴィンソン博士の研究によると1,113種類の食品の抗酸化力を調べた結果、くるみはブラックベリーに次いで抗酸化物質の含有量が2位という結果になったそうです。
健康に良いとされるナッツ類の中でも、くるみの抗酸化値は最も高いことが明らかになっているんですね。
ひとつかみのくるみに含まれるポリフェノールの量は、赤ワイン1杯やリンゴジュース1杯の含有量を上回るというデータもあるくらいです。
これを知ってから、くるみをただのおやつとしてではなく、ちょっとした健康食品として見る目が変わった気がします。

血管の弾力性改善など心臓への効果も報告されている
研究ではくるみを毎日食べることで1ヶ月で血管の弾力性が改善されたという結果が報告されています。
くるみに含まれるn-3系脂肪酸の一種であるαリノレン酸には、血液をサラサラにして動脈硬化を予防する働きがあると考えられているんです。
それに加えて、くるみには抗酸化物質のビタミンEも豊富に含まれています。
片手ひとつかみほど、だいたい28グラムのくるみを摂取することでコレステロール低下や抗炎症作用といった健康効果が示されているという報告もあります。
クルミッ子を食べることは味わいを楽しむだけじゃなく、くるみ由来の栄養もいっしょに摂れるという、地味に嬉しいポイントがあるのかもしれませんね。
まとめ
クルミッ子の日について由来から歴史、当日の企画内容までまとめてきました。
最後に要点を整理しておきますね。
- クルミッ子の日は神奈川県鎌倉市の鎌倉紅谷が制定し、2022年に日本記念日協会へ登録された記念日
- 日付は「く(9)るみ(3)はまるい(0)」という語呂合わせから9月30日に設定された
- クルミッ子は1984年頃に誕生し、当初のパッケージは源頼朝がデザインされていた
- 2008年のパッケージ刷新でリスくんが主役になり、会社の売上も2008年の4億円弱から2022年には54億円まで拡大した
- 毎年9月1日から9月30日までを「クルミッ子の日月間」として、ノベルティ配布やSNS企画、期間限定メニューが展開されている
- くるみ自体も抗酸化物質やαリノレン酸が豊富で、健康面でも注目されている食材
40年以上愛され続けているお菓子とそれを支えるくるみという食材、その両方の魅力が詰まったのがクルミッ子の日だなと、今回まとめてみて改めて感じました。
9月30日が来たらぜひクルミッ子を片手に、その歴史にも思いを寄せてみてはいかがでしょうか。

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