7月13日が「もつ焼の日」だと知ったとき、正直「そんな記念日あったんだ」ってびっくりしたんですよね。
この記事を読めばもつ焼の日がいつ制定されたのか、語呂合わせの意味、そして「もつ」という食材がどんな歴史をたどってきたのかがまるっとわかります。
大衆酒場でもつ焼きをつまみながら「今日って何の日だったっけ」と気になった経験がある方は、きっとこの内容がしっくりくるはずです。
もつ焼の日とは?基本情報をチェック
まずはもつ焼の日がどんな記念日なのか日付の意味と背景を整理していきますね。
制定日と語呂合わせの由来
もつ焼の日は7月13日です。
この日付は「な(7)い(1)ぞう(3)」という読み方で「内臓」を表していて、もつ料理の主原料である内臓肉にちなんだ語呂合わせから生まれたものなんです。
夏バテしやすい7月中旬という時期に設定されているのも、スタミナ食材としてもつを食べてほしいという願いが込められているからだと言われています。
個人的には語呂合わせだけでこんなに意味の詰まった記念日になるんだなあと感じました。
制定団体は日本畜産副産物協会と丸協食産
もつ焼の日を制定した団体については実はソースによって表記が分かれているんですよね。
多くの資料では一般社団法人日本畜産副産物協会が制定したとされていて、一方で長崎県佐世保市の株式会社丸協食産が制定したと紹介しているサイトも複数あります。
どちらも食肉やもつを扱う立場から、もつの美味しさと動物資源の有効活用を広めることを目的にしているようです。
細かく検証してないけど、両団体が同時期に似た趣旨で記念日を提唱した可能性もあるのかなという気もしています。
もつ焼の日はいつから始まった?制定の歴史
いつ制定されたのかという点も実は資料をつき合わせると少し面白い発見がありました。
2011年説と2015年説がある理由
複数のサイトでは2011年(平成23年)に日本畜産副産物協会が制定したと記載されています。
ところが別の媒体では2015年制定という記述もあり、ここは正直、どちらが正しいと断定するのは難しい部分ですね。
あくまで仮説ですが団体側の公式発表と後追いの紹介記事で年号の食い違いが起きた可能性があるのかなと思っています。
制定の目的は食文化と資源活用
もつ焼の日が作られた目的はもつ焼きそのものの美味しさを広めることと、家畜からもたらされる資源をむだなく活用する意識を高めることの2つだとされています。
畜産副産物というのは肉を生産したあとに残る内臓や骨、皮などのことで、これらを食文化として大切に扱おうという発想が根っこにあるんです。
要するに食べ物への感謝の気持ちを再確認する日という側面も強いんですよね。
そもそも「もつ」とは何か?ホルモンとの違い
もつ焼の日を語るうえで「もつ」という食材そのものの正体も押さえておきたいところです。
もつの部位一覧を知っておこう
もつとは牛や豚、鶏などの内臓のことを指していて具体的にはホルモン(小腸)やシマチョウ(大腸)、レバー(肝臓)、ミノ(牛の第一胃)、ハチノス(牛の第二胃)、センマイ(牛の第三胃)、ギアラ(牛の第四胃)、ハツ(心臓)、ハラミ(横隔膜)などが含まれます。
焼肉屋さんのメニュー表を見て「ミノとセンマイって何が違うの」と思ったことがある方も多いんじゃないでしょうか。
この幅広さこそが、もつ焼きの奥深さを作っているんだと思います。
ホルモンの語源に隠された諸説
「もつ焼き」とほぼ同じ意味で使われる「ホルモン焼き」という呼び方については語源に複数の説があるんですよ。
大阪弁で捨てるものを意味する「放るもん」が由来とする説、体内物質のホルモンに由来する説、ギリシャ語の「ホルマオ」から来ているという説などが並んで紹介されています。
どの説が本当に正しいのかは私も詳しくは分からないんですがどれも内臓肉が持つ栄養価やスタミナ効果と結びつけて語られているのが面白いなと感じました。
もつ焼きの歴史を深掘りしてみる
ここからは、もつという食材がどんな歴史をたどって今の形になったのかを見ていきますね。
日本書紀や万葉集にみる内臓食文化
もつを食べる文化の起源は意外と古くて日本書紀には雄略天皇が獣肉と一緒に内臓を細かく刻んでなますとして食べていたという記述があるんです。
万葉集にも鹿の肝臓や胃をなますにしていたという記録が残っていて、古代の日本人がすでに内臓を食材として活用していたことがうかがえます。
ただ、その後675年から1871年までの約1200年間、仏教の影響で肉食禁止令が敷かれていたので肉やもつを食べる文化は一度大きく途絶えているんですね。
この長い空白期間があったこと、正直知らなかったので驚きました。
戦後の食糧難とコミュニティが広めた文化
現在のもつ焼き文化に直結するのは戦後の食糧難の時期です。
日本人があまり食べなかった牛や豚の内臓を、大阪を中心とした在日コリアンのコミュニティが直火で焼いて屋台で売り始めたことが、もつ焼き普及のきっかけになったと言われています。
労働者たちの酒席のつまみとして人気を集めたことで、次第に日本全国へ広がっていったんです。
ちなみに海外にも似たような文化があって古代ローマの料理人アピキウスの著書には豚や羊の内臓料理のレシピが記されていたそうで、内臓を食べる知恵は世界共通だったのかもしれないですね。
もつ焼の日をもっと楽しむための視点
最後に記念日をただの知識で終わらせず、実際の食生活に活かすヒントをお伝えしますね。
もつの栄養価とスタミナ効果
もつは安価で栄養価が高い食材として知られていて、夏バテ対策にぴったりだと紹介されています。
レバーには鉄分やビタミンAが豊富に含まれているなど、部位によって味も栄養価も大きく異なるようなんです。
ざっくりした感じで言うと夏場に疲れを感じやすい方は、もつ焼きを積極的に取り入れてみる価値があるんじゃないかなと思います。
筆者が感じたもつ焼きの奥深さ
初めてもつ焼き屋さんに行ったとき、レバーの独特な香りに正直ちょっと戸惑った記憶があります。
でも塩とレモンで食べたハツのコリコリした食感が思った以上に美味しくて、それ以来すっかりもつ焼きの魅力にはまってしまいました。
もつ焼の日は語呂合わせから生まれた記念日でありながら、その背景には日本書紀の時代からの食文化史や、戦後の人々の暮らしまで詰まっているんだなと感じて、調べてみて本当によかったなと思います🍢
まとめ
- もつ焼の日は7月13日で「な(7)い(1)ぞう(3)」の語呂合わせが由来
- 制定団体は日本畜産副産物協会または丸協食産とされ、資料によって表記が異なる
- 制定年は2011年説と2015年説があり、はっきり断定できない部分もある
- もつの起源は日本書紀や万葉集にまで遡り、その後1200年ほど肉食禁止の時代があった
- 現在の食文化は戦後のコミュニティが広めたことがきっかけとされている
- もつは栄養価が高く夏バテ対策にも向いている食材である
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