毎年7月18日が近づくとニュースやSNSで「マンデラデー」という言葉を見かけることがありますよね。
この記事を読めばネルソン・マンデラ国際デーがどんな由来を持ち、どんな歴史を経て今の形になったのかがわかります。
「聞いたことはあるけど、実はよく知らない」
という方の疑問をできるだけ丁寧に解きほぐしていきますね。
ネルソン・マンデラ国際デーとは何の日なのか
まず結論から言うとこの日は国連が制定した国際デーで、南アフリカの元大統領ネルソン・マンデラ氏の生き方に敬意を表す日なんです。
国連が定めた国際デーの概要
ネルソン・マンデラ国際デー、英語ではNelson Mandela International Dayと呼ばれるこの日は2009年に国連が創設した記念日です。
ただの祝日ではなく、世界中の人に行動を促すためのデーとして位置づけられているのが特徴なんですよね。
国連のサイトを見ると「誰もが世界をより良く変える力と責任を持っている」という言葉があって、けっこう力強いメッセージだなと感じました。
「マンデラデー」と呼ばれる理由
正式名称は長いので日常的には「マンデラデー」と略して呼ばれることが多いです。
ちなみにこの略称、南アフリカ国内だけでなく国際的にも広く使われていて、ニュースの見出しなどでもよく目にする表現だったりします。
個人的にはこの呼び方の方が親しみやすくて覚えやすいなと思っています。
7月18日が選ばれた由来
なぜ数ある日付の中から7月18日が選ばれたのかを解説していきますね。
マンデラ氏の誕生日という意味
答えはシンプルで7月18日はネルソン・マンデラ氏の誕生日なんです。
1918年7月18日、南アフリカのトランスカイ地方で生まれたマンデラ氏にちなんで、この日が選ばれました。
誕生日を国際デーにするというのは、れだけ功績が大きかったことの証だと思います。
67年と67分に込められたメッセージ
ここがこの記念日のいちばん印象深いポイントかもしれません。
マンデラ氏は人権と社会正義のために67年間を捧げたとされていて、その数字にちなんで「67分間、誰かのために社会奉仕をしよう」という呼びかけが行われているんです。
67年という長さを67分に置き換える発想、なんかすごく上手いなと感じました。
誰でも参加できる形に落とし込んでいるところがこの日の広がりを支えているんだと思います。
制定までの歴史的な流れ
意外と知られていないのがこの記念日ができるまでの経緯です。ここでは制定の流れを時系列で見ていきましょう。
2009年の国連決議
2009年4月28日、ネルソン・マンデラ財団とエイズ撲滅運動団体の46664がマンデラ氏の誕生日を記念デーにしようというキャンペーンを開始しました。
それを受けて同年11月10日、国連総会で決議A/RES/64/13が採択され、正式に7月18日が「ネルソン・マンデラ国際デー」として宣言されたんです。
この決議、165カ国が共同提案国になったそうでそれだけ国際的な支持があったということですね。
2010年からの正式な観測開始
決議が採択された2009年時点ではまだ観測は始まっておらず、実際に最初のマンデラデーが祝われたのは2010年7月18日でした。
マンデラ氏がちょうど92歳の誕生日を迎えるタイミングでの開始だったので記念としての意味合いも強かったんだろうなと思います。
ネルソン・マンデラという人物について
この記念日を理解するにはマンデラ氏自身の生涯を知ることが欠かせません。ここでは簡単に彼の歩みを振り返ってみますね。
アパルトヘイトと闘った27年間の獄中生活
マンデラ氏は1962年に逮捕され、1964年に反逆罪などで終身刑を宣告されて、ケープタウン沖のロベン島監獄に収監されました。
以後27年間にわたって重労働を課された獄中生活を送ったんですがその間もANCの合法化や政治犯の釈放を訴え続けたそうです。
正直、27年という数字を見るだけで胸が締め付けられるような気持ちになります。
大統領就任とノーベル平和賞
1990年に釈放されたマンデラ氏は1993年にデクラーク大統領とともにノーベル平和賞を受賞し、1994年には南アフリカ初の全人種参加選挙を経て黒人初の大統領に就任しました。
1999年に政界を引退し、2013年12月5日に95歳で亡くなっています。
2026年のテーマと世界の取り組み
テーマ「貧困と不平等」
2026年のネルソン・マンデラ国際デーは「It’s still in our hands to combat poverty and inequity(貧困と不平等に立ち向かう力は、まだ私たちの手の中にある)」というテーマのもとで祝われることになっています。
国連のメッセージではマディバが貧困撲滅と平等の実現に対して明確な視点を持っていた人物だったと振り返られているんです。
これって、ただの記念というより「まだやるべきことがある」という現在進行形のメッセージなんだろうなと感じました。
67分間の社会奉仕という具体的な行動
実際に何をすればいいのかという点では地域でのボランティア活動や寄付、清掃活動などが例として挙げられることが多いです。
ちなみに去年の7月18日に近所の公園清掃に67分だけ参加してみたことがあるんですけど、時間を決めて動くとけっこう集中できて思った以上に達成感があったのが印象的でした🌿
あくまで個人的な体験ですが、こういう小さな一歩から始めるのがこの記念日の本来の趣旨に合っているのかなと思っています。
まとめ
最後にこの記事のポイントを整理しておきますね。
- ネルソン・マンデラ国際デーは7月18日、マンデラ氏の誕生日にあたる日
- 2009年11月10日の国連決議で制定され、2010年から正式に観測開始
- マンデラ氏の67年間の人権活動にちなみ、67分間の社会奉仕が呼びかけられている
- 2026年のテーマは貧困と不平等への取り組み
- 誕生日は1918年7月18日、逝去は2013年12月5日で27年間の獄中生活を経験
この記念日、知れば知るほど「行動すること」が主題になっているのが伝わってきますね。7月18日、少しの時間でも誰かのために使ってみるのはいかがでしょうか。

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