ノーコード開発の日とは?由来や歴史を解説【6月25日】

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この記事を読めば6月25日「ノーコード開発の日」の制定経緯や由来、ノーコードがなぜ今これほど注目されているのかが丸ごとわかります。

「プログラミングってなんか難しそう…」

と感じたことがある人ならきっと共感できると思うんですが、実はその壁をなくすためのきっかけとなった記念日が、6月25日なんですよね。

IT業界に詳しくない方でも楽しく読めるように書いたのでぜひ最後まで読んでみてください。

目次

ノーコード開発の日とは?

「ノーコード開発の日」はプログラミングの専門知識がなくてもシステムやアプリを開発できる「ノーコード」の認知度を高めることを目的に制定された記念日です。

基本情報と概要

毎年6月25日がノーコード開発の日として定められていて2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により正式に認定・登録されました。

制定したのは、東京都渋谷区広尾に本社を置くアステリア株式会社。

ノーコードに特化したソフトウェアの開発・販売を長年にわたって手がけてきた企業です。

記念日制定の由来と歴史

この記念日がどのように生まれたのかその背景を知るとノーコードの歴史がけっこう深いことに気づきます。

ASTERIA R2の誕生(2002年6月25日)

ノーコード開発の日の日付の由来は2002年(平成14年)6月25日にさかのぼります。

この日、アステリア株式会社(当時の社名:インフォテリア株式会社)が、ノーコードでデータ連携を実現するソフトウェア「ASTERIA R2」の販売を開始したんです。

ASTERIA R2はプログラムを一行も書かずにシステム間のデータ連携ができるという、当時としては画期的なコンセプトの製品でした。

企業の中にある異なるシステム同士をつなぐのって、普通はエンジニアが複雑なコードを書かないとできなかったんですよね。

それをノーコードで実現しちゃったのがこの製品の革新性だったわけです。

20周年を機に記念日へ

ASTERIA R2は後に「ASTERIA Warp」という名称に改称され、その後も継続して進化を続けます。

発売から20年が経った2022年に、アステリアはこの歴史的な出発点を記念日として広く社会に伝えようと決断。

日本記念日協会への申請を経て、同年6月25日を「ノーコード開発の日」として正式に認定を受けました。

実は記念日の登録発表は2022年6月20日のことでちょうど20周年の直前。なんかこのタイミングのこだわりが印象深かったです。

記念日に込められた目的

単純に「発売日を祝う」だけじゃなくもっと大きな社会的な意義が込められています。

ITの心理的ハードルを下げる

記念日の目的として掲げられているのはプログラミングの専門知識を必要としない「ノーコード開発」の認知度を高めること、そしてITに対する心理的なハードルを下げることの2点です。

「プログラミングができる人だけがITを使いこなせる」

という時代は終わりに向かっていて、ノーコードはその象徴的な存在。

現場の担当者が自分でシステムを作れるようになることで業務改善のスピードが上がるわけですよね。

DX推進への貢献

もうひとつの目的が日本社会全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)を促進すること。

効率的な社会インフラを整えていくうえでノーコードが重要な役割を果たすという考えがこの記念日の根底にあります。

日本のデジタル活用の遅れは以前から指摘されていて、世界デジタル競争力ランキングでは低迷が続いているんですが、ノーコードはその突破口になり得るという期待感がある。

記念日にはそういった危機感と希望が混ざった背景があるんだと思います。

アステリア株式会社とASTERIA Warpについて

記念日を理解するうえで制定企業のことも少し知っておくと面白いです。

アステリアとはどんな会社?

1998年創業のアステリア株式会社はノーコードに特化したソフトウェアの開発・販売を主軸とする企業で、東京都渋谷区広尾に本社を置いています。

ASTERIA Warpは企業内外の異なるシステムをノーコードで接続するデータ連携ミドルウェアとして長きにわたって評価されてきました。

ASTERIA Warpの実績

ASTERIA Warpは単なるニッチな製品にとどまらずEAI/ESB製品(企業データ連携ソフト)の国内市場シェアで長期にわたりNo.1を維持し続けてきました。

2023年8月には累計導入社数が1万社を突破しています。

これって意外と知られていないことなんですがノーコードという概念が世間一般に広まる以前から、日本企業のシステム連携を支えてきたんですよね。

ノーコードの概念とその歴史的背景

せっかくなのでノーコード開発という概念そのものがどんな歴史をたどってきたのかも整理しておきます。

ノーコードの起源

ノーコード開発の起源は思ったより古くて1980〜1990年代のビジュアルプログラミングツールや第4世代プログラミング言語(4GL)にさかのぼるとも言われています。

より具体的には、1979年にリリースされたApple II向けの表計算ソフト「VisiCalc」が、プログラミングなしに複雑な計算を可能にした先駆けとして語られることもあります。

2010年代初頭にはビジュアルアプリビルダーが登場し、現在のノーコードの基礎が形成されていきました。

「ノーコード」という言葉の広まり

「NoCode」という言葉を明示的に使って概念を広めたのは、海外の情報サービス「Product Hunt」の創業者Ryan Hoover(ライアン・フーバー)だと言われています。

彼のブログ記事「ノーコードの勃興」がこのムーブメントを世界に認識させるきっかけになったわけです。

ちなみに、アメリカでは「National No-Code Day」が8月11日に存在するなど、ノーコードを祝う記念日は世界各地で生まれています。

ノーコード市場の現在と今後

記念日制定から数年が経ち、ノーコードを取り巻く状況は急速に変わっています。

急拡大するグローバル市場

ノーコード開発プラットフォームの世界市場規模は2024年に約281億ドル、2025年には約359億ドルに達するとの予測があります。

さらに、2026年には約452億ドルへと拡大するとも見込まれていて、年平均成長率はおよそ27〜28%という驚異的なペースです。

個人的にはこの成長速度はちょっと想像以上でした。スマートフォン普及のときに似た「誰もが当たり前に使う」フェーズに近づいているのかもしれません。

日本での普及事例

日本でも自治体や企業を中心にノーコード活用が広がっています。ある自治体ではノーコードアプリを使って申請業務を効率化し、申請にかかる時間を1/5に短縮したという事例も報告されています。

製造業でも検査記録のデジタル化によって「確認に1日かかっていたものが10分で完了」した事例があるなど、現場レベルでの変化は着実に起きています。

まとめ

  • ノーコード開発の日は毎年6月25日で2022年に日本記念日協会により正式認定
  • 制定企業はアステリア株式会社で2002年6月25日の「ASTERIA R2」販売開始日が由来
  • 目的は「ノーコード開発の認知向上」「ITの心理的ハードル軽減」「日本のDX促進」
  • ASTERIA Warpは国内EAI/ESB市場で長年シェアNo.1を維持し、2023年に累計導入1万社突破
  • ノーコード世界市場は年平均27%超の成長率で急拡大中

6月25日が近くなったら「今日はノーコード開発の日だ」と思い出してもらえると嬉しいですね。プログラミングが得意でなくても、自分のアイデアをカタチにできる時代がもうすでに来ているんですよね。

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