オクラの日とは?由来や歴史を解説【8月7日】

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8月7日が近づくと「オクラの日って何だろう」と気になる方、けっこう多いんじゃないでしょうか。

この記事を読めば、オクラの日の由来や制定した人、そしてオクラそのものの歴史までまるっとわかります。

夏バテしやすい時期にオクラを食べる意味も一緒に整理していくので、最後まで読んでもらえたら嬉しいです。

オクラの日がなぜ8月7日なのか誰が制定したのか、そしてオクラという野菜自体の背景まで順番に丁寧に解説していきます。

目次

オクラの日の基本情報

まずはオクラの日がどんな記念日なのか日付や制定した団体について押さえていきますね。

8月7日に制定された記念日

オクラの日は毎年8月7日に制定されている記念日です。

日本記念日協会にもきちんと認定・登録されていて、単なる語呂合わせの記念日とは少し違うんですよね。

似たような日付の記念日って「はな(8・7)」の語呂合わせで作られたものが多いんですが、オクラの日は少し違うアプローチで生まれたのが個人的には印象深かったです。

制定したのは岩手県盛岡市の青果店

オクラの日を制定したのは岩手県盛岡市で青果業を営む「やおやささき」の佐々木雄一さん・しげ子さんご夫妻です。

地元の八百屋さんが記念日を作るというのはなんだか温かい話だなと思いました。

全国的な大企業ではなく、地域に根差したお店が発信したというのがこの記念日のちょっと珍しいポイントかもしれません。

オクラの日はなぜ8月7日なのか

ここでは日付の由来になっている2つの理由を詳しく見ていきます。

断面の星形と旧暦の七夕が結びついた

一番大きな理由はオクラを輪切りにしたときの断面が星形になることです。

8月7日は新暦でいうと旧暦の七夕、いわゆる「月遅れ七夕」にあたる日でして、この星形のオクラを食べれば、笹に飾った短冊の願い事がより叶うのではないか、という想いから記念日が生まれたそうです。

正直、最初にこの由来を知ったとき「え、そんな発想あったんだ」とちょっと驚きました。

野菜の断面と七夕の星をつなげる発想って、なかなか出てこないですよね。

語呂合わせ系の記念日が多い中でこういうロマンチックな由来はけっこう珍しいなと感じます。

夏バテ防止への願いも込められている

もう一つの理由として8月7日ごろはオクラが旬を迎える時期であることも関係しています。

せっかく旬を迎えて美味しくなるオクラを、夏バテで食欲が落ちがちな時期にしっかり食べてほしいという願いも込められているみたいです。

つまりオクラの日には七夕のロマンチックな願いと、健康的な夏の食生活への願いという、二つの想いが重なっているわけですね。

一つの記念日にこれだけ意味が詰まっているのはなかなか贅沢な話だと思います。

オクラという野菜自体の歴史

記念日の由来だけでなくオクラという野菜そのものの歴史も知っておくと、より記念日を楽しめると思うので触れておきます。

原産地はアフリカ北東部

オクラの原産地はアフリカ北東部、特にエチオピアあたりが有力とされています。

紀元前13世紀ごろの古代エジプトですでに栽培されていた記録が残っているそうです。2000年以上前から人類がオクラを食べていたと考えると、けっこう歴史の長い野菜なんだなと感じますよね。

その後オクラはアジアの熱帯地域に広がり、17〜18世紀ごろには新大陸のアメリカにも伝わったといわれています。

世界中を旅してきた野菜、という言い方もできるかもしれません。

日本へ伝わったのは幕末から明治初期

日本にオクラが伝わったのは幕末から明治初期にかけてのことだとされています。

記録として最初に登場するのは1873年(明治6年)ごろで、当時はアメリカから伝わったことから「アメリカネリ」という和名で呼ばれていたそうです。

ただ、伝来した当初はすぐには食用として広まらなかったみたいです。

独特の青臭さやネバネバした食感が敬遠されてしばらくは観賞用として楽しまれていたという話もあります。ここ、意外と知られていない部分じゃないでしょうか。

食用として普及したのは戦後から

オクラが本格的に食卓に並ぶようになったのは実は戦後になってからだといわれています。

太平洋戦争中に東南アジアへ進出した日本人がオクラに触れる機会が増えたことが、普及の背景にあるという説もあるようです。

つまり日本に来てから食用として定着するまで100年近くかかったということになりますね。長い年月を経て今のポジションを得た野菜、というのはちょっと感慨深いものがあります。

今では夏野菜の定番としてスーパーの店頭に当たり前のように並んでいますが、そこに至るまでの道のりは案外遠かったんだなと思いました。

オクラの日に食べたい理由と栄養面の話

記念日として知るだけでなく実際にオクラを食べる意味についても軽く触れておきますね。

ネバネバ成分と食物繊維が豊富

オクラのネバネバした食感の正体はペクチンやガラクタンといった水溶性食物繊維です。

このペクチン、オクラ100gあたり約1.4g含まれていて、リンゴの約3倍に相当する量だといわれています。

胃の粘膜を保護したり、腸内の善玉菌を増やしたりする働きがあるそうで、夏の弱った胃腸には嬉しい存在ですよね。

約90%が水分で夏の水分補給にも役立つ

オクラは全体の約90%が水分で構成されているといわれています。

汗をかきやすい8月に、水分と栄養を同時に摂れる野菜として、夏バテ対策にはぴったりの食材だなと感じます。

カロリーも100gあたり約26kcalと低めなので体に負担をかけずに食べられるのも良いところかもしれません。

まとめ

オクラの日について由来や歴史のポイントを整理しておきます。

  • オクラの日は8月7日、岩手県盛岡市の青果店「やおやささき」が制定した記念日
  • 由来はオクラの断面が星形であることと、8月7日が旧暦の七夕にあたること
  • 旬を迎えるオクラを食べて夏バテを防いでほしいという願いも込められている
  • オクラの原産地はアフリカ北東部で日本には幕末から明治初期に伝来した
  • 日本で食用として広く普及したのは戦後になってから

8月7日は七夕の願い事とオクラの栄養、両方の意味で夏を元気に乗り切るきっかけになる日といえそうです。

オクラの日には星形の断面を眺めながら食べてみるのも楽しいかもしれませんね。

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