9月9日が「ポップコーンの日」だということ、知っていましたか?
この記事を読めばなぜ9月9日なのか、誰が制定したのか、そしてポップコーンそのものがどんな歴史をたどってきたのかが、まるっとわかります。
映画館のお供というイメージが強いポップコーンですが、実は5000年以上前から人類に食べられてきたという、ちょっと驚きの事実もあるんです。
おやつ選びの話題に困っている方にも、きっと役立つ内容になっていると思います。
ポップコーンの日とは
まずはこの記念日がどんなものなのか基本のところから押さえていきますね。
制定した企業と目的
ポップコーンの日は茨城県古河市に本社を置くジャパンフリトレー株式会社が制定した記念日です。
「マイクポップコーン」や「ドリトス」「チートス」といったスナック菓子ブランドを手がけている会社と言えば、ピンとくる方も多いのではないでしょうか。
制定の目的はポップコーンの美味しさや楽しさをもっと多くの人に再認識してもらうこと、そして家族や友人と一緒にポップコーンを楽しむきっかけを作ることだったそうです。
ただの販促目的というより、みんなでワイワイ食べる時間を大事にしたいという想いが根っこにあるんだなと感じました。
日本記念日協会の認定
この記念日は2015年6月28日に一般社団法人日本記念日協会によって認定・登録されています。
日本記念日協会はこうした企業や団体が申請する記念日を審査し公式に認める組織で、認定を受けることで初めて正式な記念日として広く認知される仕組みになっているんですね。
ちなみに制定からまだ10年ほどと考えるとポップコーンの日は比較的新しい記念日と言えそうです。
9月9日に制定された由来
ここが一番気になるところだと思うので丁寧に解説しますね。
鏡文字のPOPが909に見える理由
日付の由来はけっこう遊び心にあふれています。
英字のポップコーン「POPCORN」の最初の3文字「POP」を左右反転させて鏡文字にすると、「909」に見えることから9月9日に定められました。
実際に頭の中で「POP」を鏡に映してみると、なるほど確かに909っぽく読めるんですよね。
数字のごろ合わせで記念日を決めるパターンは多いですがアルファベットを鏡文字にして数字に変換するという発想はなかなか珍しいなと個人的には思いました。
由来に込められた想い
この文字遊びから生まれた記念日ではあるものの、根底にあるのは「ポップコーンをもっと身近な存在にしたい」という願いです。
数字の語呂合わせだけでなく日常のお菓子としてポップコーンをもっと定着させたいという企業の姿勢が反映された結果、この日付になったと考えられます。
制定企業ジャパンフリトレーとマイクポップコーン
記念日を制定した企業の背景を知るとポップコーンの日への理解がぐっと深まると思います。
会社概要とブランド展開
ジャパンフリトレー株式会社はマイクポップコーンをはじめ、ドリトスやチートスといったスナック菓子ブランドの製造販売を手がけている企業です。
かつては「クラッカージャック」というキャラメルポップコーンとピーナッツを詰めたアメリカ発のスナック菓子も、2014年頃まで日本国内で取り扱っていた時期があったそうです。
クラッカージャック自体は1893年のシカゴ万博で誕生し、発売から120年以上愛され続けているアメリカの伝統菓子なんですね。
ブルーのシマシマデザインの理由
マイクポップコーンといえばブルーと白のストライプパッケージを思い浮かべる方も多いはずです。
このデザインが採用されたのは1993年のことで、当時のデザイナーは「青と白のストライプは野球のスタジアムで飲食する際にぴったりのデザイン」と考えたそうです。
1995年には現在のロゴの原型も誕生し、野球チームのロゴやユニフォームから着想を得て作られたとのことでした。
昭和から平成へと時代が変わるタイミングであのおなじみのパッケージが生まれたと思うと、なんだか歴史を感じますね。
ポップコーン自体の歴史はどれくらい古い?
ポップコーンの日を語るうえで欠かせないのがポップコーンそのものの歴史の深さです。
発見された最古のポップコーンは約5000年前
アメリカ・ニューメキシコ州の洞窟からは約5000年前のポップコーンが発見されています。
さらにペルーの遺跡からはそれよりもさらに古い可能性がある証拠も見つかっているそうです。
人類とポップコーンの付き合いがここまで長いとは正直かなり驚きました。
アステカの儀式でも重要な役割
16世紀初頭のアステカの人々にとってポップコーンは食料としてだけでなく、儀式用の頭飾りやネックレス、神々の像の装飾にも使われていたと伝えられています。
ただの食べ物という枠を超えて、文化的にも大切な位置づけを持っていたわけですね。
アメリカでお菓子として広まった経緯
アメリカで「お菓子」としてのポップコーンが登場したのは19世紀半ば頃とされています。
その後1893年のシカゴ万博でキャラメルがけポップコーンとピーナッツを詰めたクラッカージャックが誕生し、大きな人気を集めました。
日本にポップコーンが根付くまで
日本でポップコーンがどう広まったのか、あまり知られていない部分だと思うので詳しく紹介します。
1957年の国際見本市がきっかけ
日本にポップコーンが本格的に紹介されたのは1957年、晴海で開かれた第2回国際見本市がきっかけだったとされています。
アメリカ農業館でポップコーンの機械と原料が展示され、作り方が日本に伝わったと言われているんですね。
戦後の混乱からようやく立ち直りつつあった時代に、こうした国際交流を通じてお菓子文化が輸入されていったと考えるとなかなか感慨深いものがあります。
マイクポップコーン誕生の背景
同じ1957年、アメリカの機械や原料、製造ノウハウを導入する形で「マイクポップコーン有限会社」が設立され、日本初のポップコーン企業として袋入りポップコーンの製造販売がスタートしました。
最初は遊園地や東京タワーといった人が集まるアミューズメント施設でのワゴン販売が中心だったため、当時のポップコーンは「お出かけ先で食べる特別なお菓子」という位置づけだったようです。
今のように気軽に買えるお菓子になるまでにはけっこう長い道のりがあったんだなと感じますね。
映画館でポップコーンを食べる文化の始まり
ポップコーンといえば映画館というイメージ、あれにもちゃんと歴史的な背景があります。
大恐慌時代のビジネス戦略として定着
映画館でポップコーンを食べる文化が生まれたのは1930年代のアメリカで、大恐慌を乗り切るためのビジネス戦略として始まったと言われています。
安価で作れて利益率も高いポップコーンは経営が厳しい映画館にとって貴重な収入源だったわけですね。
この結び付きが今も世界中で続いているというのはちょっとおもしろい話だと思います。
ポップコーンの日をどう楽しむか
せっかくの記念日なので楽しみ方についても触れておきますね。
実は低カロリーで食物繊維も豊富
ポップコーンというと「バターたっぷりで高カロリー」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
ただ油を使わず熱風で弾けさせるエアポップタイプなら、1カップ約8gあたりおよそ31キロカロリーと、比較的カロリーが抑えられているんです。
しかもポップコーンはとうもろこしの外皮も丸ごと使う全粒穀物のため、食物繊維が豊富に含まれています。
マイクポップコーンのバターしょうゆ味50gにはレタス約2個分相当の食物繊維が含まれているというデータもあるそうです。
腹持ちも良いので海外ではダイエット中の軽食としても選ばれているというのは、けっこう意外に感じる方も多いのではないでしょうか。

フレーバーの豊富さも魅力のひとつ
定番の塩味やキャラメル味に加えてチーズ味やしょうゆバター味、カレー味など、日本でも幅広いフレーバーが楽しめるようになっています。
期間限定の変わり種フレーバーが話題になることも多く、味の選択肢の広さもポップコーンならではの魅力だと思います。
まとめ
ポップコーンの日について由来から歴史まで一通り解説してきました。
最後にポイントを整理しておきますね。
- ポップコーンの日は9月9日、ジャパンフリトレー株式会社が制定した記念日
- 由来は英字POPCORNの「POP」を鏡文字にすると909に見えることから
- 2015年6月28日に日本記念日協会により認定・登録された
- ポップコーン自体の歴史は約5000年前まで遡り、アステカの儀式にも使われていた
- 日本には1957年の国際見本市をきっかけに紹介され、マイクポップコーンが誕生した
- 映画館でポップコーンを食べる文化は1930年代のアメリカで定着した
- エアポップタイプなら低カロリーで食物繊維も豊富、健康志向のおやつとしても注目されている
9月9日が来たら、ぜひお気に入りのフレーバーのポップコーンを用意してこの記念日の由来を誰かに話してみてはいかがでしょうか。
ちょっとした豆知識がおやつタイムをもう少し楽しいものにしてくれるはずです🍿

コメント