プロポーズの日とは?由来や歴史を解説【6月第一日曜日】

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この記事を読めば「プロポーズの日」がいつ、なぜ、誰によって作られたのかがその歴史的な背景まで含めてまるごとわかります。

「プロポーズの日ってなんとなく聞いたことあるけど、実はよく知らない…」

という方も多いんじゃないかと思っていてそういう方にこそ読んでほしい内容です。

記念日の成り立ちからジューンブライドの神話的なルーツ、提唱した人物のすごい経歴までぎゅっとまとめました。

目次

プロポーズの日っていつ?

毎年6月の第一日曜日が「プロポーズの日」とされています。

日付が固定でない記念日なので年によって変わります。

日曜日に設定されているのはふたりで特別な時間を過ごしやすいから、というのが理由のひとつとして考えられます。

毎年必ずお休みに訪れる日というのはけっこう嬉しい設計ですよね。

誰が制定したの?

一般社団法人・全日本ブライダル協会が1994年(平成6年)に制定した記念日です。

この記念日を提唱したのは、当時会長を務めていた桂由美(かつらゆみ)さん。

日本初のブライダルファッションデザイナーとして知られる人物で、1964年に日本で初めてのウェディングドレス専門店をオープンしていたりします。

桂由美さんという人物

個人的にこの人の経歴がすごくて。

1930年生まれで、共立女子大学を卒業後にフランスへ留学。

帰国後は「日本にウェディングドレス文化を根付かせた人」として業界を牽引しました。

1969年に全日本ブライダル協会を自ら設立し、のちに1999年には東洋人として初めてイタリアファッション協会の正会員に選ばれるという実績も持っています。

2006年にはNewsweek誌の「世界が認めた日本人女性100人」にも選出されていて、そのスケール感には正直驚きました。

「プロポーズの日」はそんな人物が「勇気が出ない男性の背中をやさしく押してあげたい」という想いで提唱した記念日なんです。

全日本ブライダル協会ってどんな団体?

東京都港区南青山に事務局を置く一般社団法人です。

1969年に桂由美さんが設立した団体で日本のブライダル文化を広める活動を長年にわたっておこなってきました。

「プロポーズの日」以外にもさまざまなブライダル文化の普及活動をしています。

なぜ「6月」なの?

6月が選ばれた理由は「ジューンブライド(June Bride)」という言い伝えにあります。

「6月に結婚した花嫁は幸せになれる」

という古いヨーロッパの言い伝えでその幸せの始まりとしてプロポーズの場を6月に設けたわけですね。

ジューンブライドの起源

ジューンブライドの由来には諸説ありますが最も有力とされているのがローマ神話の女神「ユノー(Juno)」にちなんでいるという説です。

ユノーは「結婚・出産・家庭をつかさどる守護神」であり、英語で6月を指す「June(ジューン)」という言葉自体がこの女神の名前に由来していると言われています。

ユノーの加護が最も強い6月に結婚することで「夫婦が末永く幸せになれる」と信じられていたということですね。

もうひとつの説として中世ヨーロッパでは3月・4月・5月が農繁期のため結婚式が禁止されていたという話もあります。

解禁される6月に式が集中した結果、「6月は結婚の季節」というイメージが定着したのかもしれません。

あくまで説のひとつですがなんか現実的な事情があったんだなと感じました。

日本にジューンブライドが広まった経緯

実は日本に「ジューンブライド」という言葉が広まったのは比較的最近で昭和40年代(1960年代後半)ごろのことです。

梅雨の時期で結婚式の需要が落ち込む6月に、ホテルやブライダル業界が「6月の花嫁は幸せになれる」というロマンティックな言い伝えをプロモーションに活用したことで全国に広まっていきました。

そのジューンブライドの文化をさらに発展させるかたちで、1994年に「プロポーズの日」が制定されたという流れです。

プロポーズの歴史を少し深掘り

日本のプロポーズの始まり

日本でプロポーズの風習が始まったのは古墳時代とも言われていて「万葉集」によれば好きな異性の前で気持ちを詩にして読んだり、相手の家の前で名前を呼ぶことがプロポーズとみなされていたそうです。

現代とはかなり違うけれど、思いを伝えたいという気持ち自体は変わっていないんだなと、なんか感慨深くなります。

世界最古のプロポーズ文化

世界的に見るとプロポーズに指輪を贈る習慣は古代ローマ時代にはすでにあったとされています。

指輪は「約束を守るしるし」とされていて、9世紀のローマ教皇ニコラウス1世が最初に結婚指輪をはめたという説も残っています。

プロポーズ文化って思った以上に歴史が長いんですよね。

日本初の「新聞求婚広告」

余談ですが日本には「プロポーズの日」と似た「求婚の日」というものもあって、こちらは1月27日です。

1883年(明治16年)のこの日、中尾勝三郎という男性が伊勢新聞に「妻を求む」という日本初の新聞求婚広告を出したことを記念しています。

お見合いが当たり前の時代にメディアを使って相手を探すというのは相当な大胆さだっただろうなと思います。

まとめ

  • プロポーズの日は毎年6月の第一日曜日に制定されている
  • 1994年(平成6年)、全日本ブライダル協会の会長・桂由美さんが提唱した記念日
  • 制定の背景にはジューンブライドの「6月の花嫁は幸せになれる」という言い伝えがある
  • ジューンブライドの語源はローマ神話の女神ユノー(Juno)にさかのぼる
  • 「勇気が出ないカップルの背中を押したい」という願いが記念日に込められている
  • 求婚の日(1月27日)という別の記念日も存在し、こちらは明治時代の新聞広告が由来
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