この記事を読めば5月23日が「リボンナポリンの日」である理由、その誕生から現在までの歴史、そして北海道でしか買えない理由までまるごと理解できます。
「リボンナポリン」って名前は聞いたことあるけど、なんで記念日になってるんだろう?って思っていませんか?
実はこの飲み物、明治時代から100年以上続いているすごい歴史があってそのスタートが5月23日なんですよね。
リボンナポリンの日とは
5月23日のリボンナポリンの日は、知っている人には当たり前でも道外の方にはまだまだ知名度が低い記念日です。
記念日制定のきっかけと概要
「リボンナポリンの日」はポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社が日本記念日協会に申請し、2016年(平成28年)に正式に認定・登録された記念日です。
目的はシンプルでリボンナポリンの美味しさをより多くの人に知ってもらうことなんですよね。
日付が5月23日になったのには、はっきりした理由があります。
1911年(明治44年)5月23日に現在のリボンナポリンの前身である「ナポリン」が北海道で初めて発売されたからです。
発売から丸100年を超えた2016年に記念日として登録されているので、けっこうタイムラグがあるんですが、それだけ長く愛されてきた証でもあるなと思います。
日本記念日協会への登録
日本記念日協会は企業や団体が申請した記念日を審査・認定している機関です。
「リボンナポリンの日」は2016年に同協会から正式に認定されていて、ただのメーカーの自称ではなく、公的に認められた記念日となっています。
この認定を機に毎年5月23日前後には北海道内での関連キャンペーンや限定商品の発売が行われるようになりました。
5月23日は「リボンナポリンの日」✨
— 北海道コンサドーレ札幌公式 (@consaofficial) May 21, 2026
オフィシャルパートナーのポッカサッポロ北海道様からRibbonのブランドキャラクター「リボンちゃん」が来場します🥰
①11:00〜12:00
30分程度大和ハウス プレミストドーム会場内コンコースを周回いたします
②13:00ごろ…
ナポリンの誕生と命名の由来
「なんでナポリン?」って思いませんでしたか?この名前の由来、意外と知られていないんですよ。
ブラッドオレンジとイタリアの港町「ナポリ」
ナポリンが誕生した1911年(明治44年)、当時の大日本麦酒(現・サッポロビール)が発売したこの飲料は、発売当時にブラッドオレンジ果汁を使用していたとされています。
ブラッドオレンジは地中海を代表する柑橘類であることから、地中海に面したイタリアの代表的な都市「ナポリ」にちなんで「ナポリン」と命名されたんです。
思った以上に国際的な発想から名前がついているんですね。
明治の時代にヨーロッパの都市名をそのまま飲料に使うって、当時はかなり斬新な感覚だったかもしれません。
「リボン」という名前が加わった理由
ナポリンが発売されてから3年後の1914年(大正3年)、商品名に「リボン」が追加されて「リボンナポリン」となりました。
当時、リボンが大流行していたこともあり、商品名にリボンをつけることでより高級感のあるイメージを持ってもらうねらいがあったとのこと。
社内公募で選ばれた名前で、「飲料水に長く使用できる名前」というテーマのもとで選定されたそうです。
リボンナポリンの歩んできた歴史
110年以上の歴史を持つリボンナポリン。その道のりは、決して平坦じゃなかったんです。
全国販売から北海道限定へ
1911年の発売当初は全国で販売されていたリボンナポリン(当時はナポリン)ですが、第二次世界大戦の影響で一時販売を中止することになりました。
戦後、北海道の道民から「もう一度ナポリンを飲みたい!」という声が多数上がったため、1954年(昭和29年)に北海道限定で販売を再開。
そのまま現在まで北海道限定商品として続いているわけです。
戦後の北海道民がそこまで飲みたがったというのは、なかなか感動的なエピソードだなと思います。それだけ生活に根づいていた飲み物なんでしょう。
2017年のリニューアルと着色料の変更
長い歴史の中でも大きなターニングポイントだったのが、2017年のリニューアルです。
それまでリボンナポリンのオレンジ色を出すのに使われていたコチニール色素(カイガラムシ由来の動物性着色料)が、植物由来のパプリカ色素に切り替えられました。
コチニール色素自体は食品添加物として認可されているものでしたが、虫由来と知られることで敬遠するユーザーもいたようです。
パプリカ色素への変更で今のリボンナポリンはパプリカの果実から抽出された天然成分でオレンジ色を出しています。
リボンナポリンの味の特徴と「何味?」問題
「何味なのかよくわからない」という声が多いのも、リボンナポリンあるあるなんですよね。
オレンジ色なのにオレンジ味ではない
現在のリボンナポリンは無果汁でオレンジの果汁は一切含まれていません。
あのオレンジ色はパプリカ色素によるもの。見た目でオレンジジュース系の味を想像すると、飲んだ瞬間にちょっとびっくりするかもしれません。
爽やかなシャンパン・オレンジをイメージして開発されていて、実際の味はフルーティーな香りと程よい甘さ、そして炭酸の爽快感が特徴です。
「ナポリン味」とも言われていてファンタのようなオレンジ味とはまた違う、独自のポジションがあります。ぜひ先入観なしで飲んでみてほしい、そんな感じです。
北海道のソウルドリンクとしての存在感
今や「北海道といえばリボンナポリン」と言われるほど、地域を代表するアイコン飲料になっています。
道民に100年以上愛される理由
北海道限定で再販売が始まった1954年から数えても、すでに70年以上。
発売開始の1911年から数えれば2026年時点で115年もの歴史を持つ飲み物です。道民からすれば子どものころから飲んできた飲み物で、地元への愛着と結びついているんでしょうね。
姉妹品であるリボンシトロン(1909年誕生)と並んで「Ribbon」ブランドは北海道の食文化の一部として定着しています。
また、2021年にはリボンナポリン×カツゲンという北海道コラボ商品も登場するなど、その存在感は年々増している印象です。
道外で手に入れるには
北海道外に住んでいる方がリボンナポリンを入手するには北海道のアンテナショップや北海道物産展、あるいは通信販売が主な手段になります。
一時期は首都圏のスーパーでも見かけることがあったようですが、定番商品としての流通はあくまで北海道内となっています。
まとめ
- 5月23日「リボンナポリンの日」は1911年(明治44年)5月23日にナポリンが発売されたことを記念して制定
- 2016年に一般社団法人・日本記念日協会により正式認定
- 「ナポリン」の名前はブラッドオレンジ×イタリアの都市ナポリに由来、「リボン」は1914年に追加
- 戦時中に一時販売中止となり、戦後の1954年に北海道限定で復活
- 2017年のリニューアルでコチニール色素からパプリカ色素に変更
- 現在は無果汁・パプリカ色素使用のオレンジ色炭酸飲料として北海道で愛され続けている
5月23日のリボンナポリンの日には北海道出身の友人や家族がいれば、ぜひ一緒に乾杯してみてください😊
コメント