8月2日は「おやつの日」って知っていましたか?
この記事を読めばおやつの日が生まれた理由から江戸時代までさかのぼる語源、それに現代の上手な間食の取り入れ方まで、まるっと理解できると思います。
なんとなく毎日食べているおやつだけど実はけっこう奥深い歴史があるんですよね。
「なんで8月2日なの?」
「おやつって元々どんな意味だったの?」
そんな素朴な疑問を持っている方にしっかり答えていきたいと思います。
おやつの日はなぜ8月2日なのか
おやつの日が8月2日に定められた背景には、シンプルながらも覚えやすい語呂合わせがあったんです。制定した団体や込められた思いを見ていきましょう。
語呂合わせが生まれた理由
おやつの日は「お・や(8)・つ(2)」と読む語呂合わせに由来していて、8月2日という日付そのものにストレートな意味が込められています。
数字をそのまま言葉に変換するタイプの記念日って覚えやすくて親しみが持てますよね。
個人的にはこういうシンプルな由来のほうが「なるほど」と納得しやすくて好きだったりします。
制定した団体とその目的
この記念日を制定したのは東京都渋谷区千駄ヶ谷に事務局を置く一般社団法人日本おやつ協会です。
おやつ文化の普及と向上を目指す活動を行っていて、日本記念日協会にも正式に認定・登録されているんですよ。
ちなみに制定の狙いとして「会話を弾ませるコミュニケーションツール」としてのおやつの力を広めたいという想いがあったそうです。
子供のおやつというイメージが強いかもしれませんが、実は大人同士のコミュニケーションの場としても注目されているというのが意外と知られていないポイントだなと思います。
おやつの語源は江戸時代の時刻制度にあった
おやつという言葉自体、実は江戸時代の時間の数え方から生まれたものなんです。ここでは語源の成り立ちを詳しく見ていきますね。
八つ時という時刻の呼び方
江戸時代は今のような24時間制ではなく、和時計による不定時法が使われていて、時刻を鐘の数で知らせる仕組みだったんです。
午後2時から4時頃にあたる時間帯は時鐘が8回鳴ることから「八つ時(やつどき)」と呼ばれていました。
この「八つ時」という習慣自体は、室町時代後半からすでに存在していたと言われています。
時刻の呼び方がそのままお菓子を食べる時間の名前になったというのはちょっと面白い成り立ちですよね。
1日2食だった時代の間食習慣
江戸時代中期頃までの日本人は朝と夕方の1日2食が基本の食生活を送っていました。
朝食から夕食まで6~7時間ほど空いてしまうので、当然お腹が空いてしまいますよね。
そこで「八つ時」に小腹を満たすために食べていた軽食が、中食(ちゅうじき)や間食(かんじき)、小昼(こびる)などと呼ばれていて、これがのちに「おやつ」として定着していったんです。
江戸幕府8代将軍の徳川吉宗の時代になると砂糖の国産化も進み、こうした間食文化がさらに広まっていったという説もあるみたいです。
あくまで一説なので断定はできないんですけどね。
3時のおやつが定着した意外な理由
「おやつ=3時」というイメージ、けっこう強いと思うんですが実はこの固定観念が広まった背景には有名なお菓子会社のテレビCMが関係していると言われています。
江戸時代の「八つ時」自体は午後2時から4時頃という幅のある時間帯だったので、必ずしも3時ちょうどを指していたわけではないんです。
CMの影響で「3時=おやつ」というイメージが定着したというのは個人的にはちょっと意外な真実だなと感じました。テレビの力ってやっぱりすごいんだなと思います。
おやつとお菓子の違いを知っていますか
普段何気なく使い分けている「おやつ」と「お菓子」ですが実はこの2つには微妙な違いがあるんです。ここで整理してみましょう。
| 項目 | おやつ | お菓子 |
|---|---|---|
| 意味 | 食事の合間にとる間食全般 | 甘いものやスナック菓子を指すことが多い |
| 食べるもの | 甘くない食べ物(おむすびなど)も含む | 基本的に甘いものやスナック |
| 時間帯 | 主に午後3時頃 | 特に時間帯の縛りはない |
こうして比べてみるとおやつのほうが概念としては広い言葉なんですよね。おむすびみたいな甘くないものもおやつに含まれるというのは、案外知らない方も多いんじゃないでしょうか。
私もこの違いを調べるまでは「おやつ=甘いもの」だとばかり思い込んでいたのでけっこう驚きました。
現代のおやつは何のためにあるのか
江戸時代は空腹をしのぐための間食でしたが、現代のおやつには少し違った役割も加わってきているようです。栄養面と心理面の両方から見ていきますね。
栄養補給としての役割
現代の栄養学的な視点で見ると、おやつは3食で不足しがちな栄養素を補う役割を担っています。
特に成長期の子供にとっては、1日3食だけでは必要なエネルギーを賄いきれないケースもあるので、おやつが第4の食事のような働きをしているとも言えそうです。
この点は江戸時代の「空腹をしのぐ」という目的と、根っこの部分では似ているのかもしれませんね。
コミュニケーションツールとしての価値
日本おやつ協会が掲げているようにおやつは会話を弾ませるコミュニケーションの場としても注目されています。
オフィスでの休憩時間にお菓子を分け合ったり、家族団らんの時間におやつを囲んだりする光景ってけっこう身近にあるものですよね。
おやつの時間が笑顔や幸せを共有する平和なひとときであるという想いが、この記念日の根底には込められているんです。
健康的な間食のとり方と適量の目安
おやつを楽しみながらも健康を維持するには量やタイミングにちょっとしたコツがあるんです。ここでは具体的な数字を交えて解説しますね。
1日200キロカロリーが目安とされる理由
厚生労働省や農林水産省が示す「食事バランスガイド」では、間食の適量は1日あたり200kcal程度が目安とされています。
この数字の根拠は成人の1日の必要エネルギー量(およそ1800~2400kcal)のおよそ10%にあたる計算から導き出されたものです。
せんべいなら3~4枚、どら焼きなら1個くらいが、だいたいこの200kcalに相当するそうです。
ただこれはあくまで目安であって、個人の活動量や体格によって多少前後することは覚えておいたほうがいいかもしれません。
食べる時間帯や選び方のコツ
一般的には体が脂肪をため込みにくいとされる午後3時前後が間食に適したタイミングだと言われています。
ナッツ類やヨーグルト、高カカオチョコレートなどはたんぱく質や食物繊維を含んでいて、同じカロリーでも満足感が持続しやすい選び方として紹介されています。
個人的には袋から直接食べるのではなく小皿に取り分けるだけでも、食べ過ぎ防止に意外と効果があるなと感じています。
ながら食べを避けておやつの時間を一息つくリラックスタイムとして意識するのもおすすめですよ。
おやつの日にちなんだ楽しみ方
せっかくの記念日なので8月2日を意識したおやつの楽しみ方についても触れておきたいと思います。
家族や職場でのシェアタイム
おやつの日を機に、いつもより少し特別なお菓子を用意して家族や同僚とシェアしてみるのはいかがでしょうか。
おやつがコミュニケーションのきっかけになるという協会の想いにも通じる楽しみ方だと思います。
ちょっとした差し入れが会話の糸口になることって、意外と多いですよね。
江戸時代の八つ時を意識した過ごし方
せっかくなら由来となった午後2時から4時頃という時間帯を意識しておやつタイムを設けてみるのも面白いかもしれません。
歴史を知ったうえで同じ時間帯にお菓子を楽しむと、なんだか江戸時代の人々と時を超えてつながっているような、そんな不思議な気分になれる気がします。
まあ、これは個人的な感覚の話なんですけどね。
おやつの日についてのまとめ
この記事でお伝えした内容を整理しておきますね。
- おやつの日は8月2日で「お・や(8)・つ(2)」の語呂合わせが由来
- 一般社団法人日本おやつ協会が制定し、日本記念日協会が認定している
- おやつの語源は江戸時代の「八つ時」という時刻の呼び方から生まれた
- 江戸時代中期までは1日2食が一般的で、間食が空腹をしのぐ役割を担っていた
- おやつは甘くない食べ物も含む間食全般を指し、お菓子とは意味が少し異なる
- 現代の間食は1日200kcal程度が適量とされていて、午後3時前後が食べるタイミングとして推奨されている
おやつの日をきっかけに普段何気なく口にしているおやつの歴史や役割を少し意識してみると、いつものおやつタイムがちょっと違って見えてくるかもしれませんね。

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