この記事を読めば5月22日「たまご料理の日」の由来や歴史、目的から、たまごの栄養や食文化までまるごとわかります。
「5月22日って何の日?」
と気になって調べている方、あるいはたまご料理が好きで、その日がどんな意味を持つのかを知りたい方のために書きました。
じつはこの記念日、語呂合わせが少し変わっていて知ると「なるほど!」となる話が詰まっているんです。
たまご料理の日とは
5月22日の「たまご料理の日」はたまご料理を通して食の衛生と安全を広く啓蒙することを目的として制定された記念日です。
単においしいたまごを祝う日というより、食べ物の安全について立ち止まって考えるきっかけになる日、と言えるかもしれませんね。
誰が制定した?
制定したのは一般社団法人全日本うまいもん推進協議会。
埼玉県さいたま市浦和区に事務局を置き、全国の飲食店向けに「うまいもん認定」事業を展開している団体です。
飲食店の経営支援と食の衛生・安全を啓蒙する活動を柱に据えていて、たまご料理No.1グランプリのようなイベントも開催しています。
2013年に制定されたこの記念日は日本記念日協会にも正式に登録・認定されています。
5月22日の語呂合わせ
日付の選び方が、実はちょっとユニーク。
- 5月=「0(たま)5(ご)」で「たまご」
- 22日=「2(にわとり)2(にわとり)」で「にわとり」にわとり
という語呂合わせからきています。「0」を「たま」と読むのが意外で、最初聞いたとき「えっ、そこ?」となりました(笑)。
でもこういう遊び心のある語呂合わせって、記念日に親しみやすさを与えてくれますよね。
制定の目的と背景
なぜこの記念日が生まれたのか、その背景にある想いに触れていきます。
食の安全を「たまご」で伝える
記念日の目的は2つあります。
- たまご料理を通じた食の衛生と安全の啓蒙
- たまご料理の食文化をさらに発展させたいという願い
たまごは「料理の基本」と言われるほど、あらゆる料理に使われる食材。
そのたまごを切り口にすることで食全般への関心や安全意識を高めようという発想です。なんか、シンプルだけど理にかなっていると思いませんか?
うまいもん推進協議会の活動
全日本うまいもん推進協議会は単に記念日を作っただけでなく、飲食店の品質向上を支援する「うまいもん認定」事業を日々展開しています。
たまご料理の日はその活動の延長線上にある取り組みで、食の安全という普遍的なテーマを一般消費者にも届けるための窓口的な役割を担っています。
たまご料理の日本の歴史
たまご料理の日を深く知るにはそもそも日本でたまごがどう食べられてきたかを知るのが面白いです。
意外と知らない「たまご禁止」の時代
じつは日本でたまごが自由に食べられていた歴史は、思ったより浅いんです。
鶏が日本に伝わったのは紀元前100年頃のこととされていますが、仏教が伝来して広まると「殺生はいけない」という戒律が適用され、たまごを食べることは禁じられてしまいます。
奈良時代(西暦700年前後)から安土桃山時代あたりまで約800年間にわたってたまごは「食べてはいけないもの」だったわけです。
…800年。なかなかの縛りですよね。
江戸時代に一気に普及
転機が訪れたのが江戸時代です。
西洋から様々なたまご料理のレシピが伝わり、「そういえばたまごって生き物じゃないから食べていいのでは?」という解釈が広まりました。
江戸時代初期には、街中を「たまあーご、たまあーご」と呼びかけながら歩く「卵売り」という行商人まで登場しています。
ただ、当時のたまごはまだ高価で栄養価が高いことから、薬として扱われていたそうです。
庶民が気軽に食べられるようになるのは、もう少し後の話になります。
1674年に記された多彩なたまご料理
江戸時代初期に出版された料理書「江戸料理集」(1674年)には温泉卵やポーチドエッグに近い調理法を含む多彩なたまご料理が紹介されています。
しかも5代将軍・徳川綱吉が動物の殺生を厳しく禁じた「生類憐みの令」の時代でも、たまごを食べることは問題なかったというのが、なんとも興味深いところです。
また、江戸時代に流行した「卵ふわふわ」という料理は、将軍家の饗応料理の献立にも登場するほど人気がありました。
この「卵ふわふわ」は現代のあわあわのオムレツのような料理で、江戸時代の人々もふわふわ食感のたまご料理に惹かれていたんだなと思うとなんか親近感が湧きます。
日本のたまご料理の代表的な種類
たまご料理の日にせっかくなのでたまご料理の広がりも見てみましょう。
定番から意外なものまで
日本ではたまごを使った料理が非常に豊富で人気ランキングでは次のような料理が上位に入っています。
- 卵焼き(甘口・だし巻きなど地域によっても違う)
- オムライス(ランキング2位の人気)
- 卵サンド
- 目玉焼き
- 味付き煮たまご
世界で最も古いレシピ本に載っているたまご料理はオムレツとされているほど、たまごを加熱してまとめる料理は歴史が長いです。
和食では茶碗蒸しや伊達巻、卵とじうどんなど洋食ではスクランブルエッグやエッグベネディクトなど、本当に幅が広いですよね。
食の安全を考える入り口として
たまご料理の日が目指しているのは、こうした豊かなたまご料理の文化を楽しみながら、食の安全・衛生について意識を向けることです。
たまごは生食する機会が多い食材でもあるので、保存方法や温度管理、賞味期限の確認なども日ごろから大切にしたいところです。
まとめ
- 5月22日「たまご料理の日」は一般社団法人全日本うまいもん推進協議会が2013年に制定し、日本記念日協会にも登録されている記念日
- 日付は「05(たまご)」「22(にわとり・にわとり)」という語呂合わせに由来する
- 目的はたまご料理を通じた食の衛生・安全の啓蒙と食文化の振興
- 日本でたまごが広く食べられるようになったのは江戸時代以降で、それ以前は仏教の影響で約800年間禁じられていた
- たまごはビタミンCと食物繊維以外のほぼ全栄養素を含む「完全栄養食品」でアミノ酸スコアは満点の100
- コレステロールの摂取上限は2015年に撤廃され、現在は1日1〜2個を目安にするのが現実的

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