タクシーの日とは?由来や歴史を解説【8月5日】

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8月5日って「タクシーの日」なんです、知ってましたか?

「なんとなくカレンダーで見かけたけど、実際どういう意味があるんだろう」

って思ったことありませんか?

この記事を読めばタクシーの日がいつどうやって生まれたのか、由来や歴史、そして意外と知られていない裏話まで一気にわかります。

目次

タクシーの日の基本情報をおさらい

まずは日付や制定団体などタクシーの日の基礎知識をさらっと確認しておきましょう。

日付は毎年8月5日で固定

タクシーの日は毎年8月5日です。

これは移動祝日ではなく、完全に固定された記念日なんですね。

ちなみに10月14日の「鉄道の日」と比べると知名度はそこまで高くないかもしれませんが、業界内ではけっこう重要な意味を持つ日として扱われています。

制定したのは全国ハイヤー・タクシー連合会

タクシーの日を全国区の記念日として定めたのは一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会(通称:全タク連、当時は全国乗用自動車連合会)です。

1989年(平成元年)から、全国各地でこの日にちなんだキャンペーンを実施するようになりました。

実はその前段階として1984年に東京乗用旅客自動車協会(現:東京ハイヤー・タクシー協会)が先に8月5日をタクシーの日として制定していて、翌1985年から実施していたという経緯があるんです。

つまり、東京発の記念日がのちに全国規模に広がった、という流れですね。

この二段階の制定プロセスって記念日の成り立ちとしてはちょっと珍しいパターンだなと個人的には思います。

タクシーの日の由来は大正元年の出来事

ここではなぜ8月5日という日付が選ばれたのか、その由来を深掘りしていきます。

1912年に日本初のタクシー会社が営業開始

由来をたどると1912年(大正元年)8月5日にさかのぼります。

この日、現在の東京都千代田区有楽町(当時の地名では麹町区有楽町、数寄屋橋際、現在の有楽町マリオンのあたり)に設立された「タクシー自働車株式会社」が日本で初めてタクシー営業を開始したんです。

営業はT型フォード6台からスタートしました。

しかも、このT型フォードにはタクシーメーターが装備されていて、これが「日本初のメーター付きタクシー」と言われる所以なんですね。

上野と新橋の営業所からスタートしたという記録も残っています。

営業開始日には諸説あることも知っておきたい

ちょっと踏み込んだ話をするとWikipediaの記載では「営業開始日については諸説あるが」という注釈が添えられています。

つまり、8月5日という日付自体が絶対的な史実として100%確定しているというより、記念日を制定する側が象徴的な日として採用したという側面もありそうなんですよね。

あくまで推測ですが当時の記録が現代ほど厳密に残っていなかった時代背景を考えると、こういう「諸説あり」という状態は珍しくないのかなと感じます。

当時のタクシー料金は最初の1マイルで60銭

意外と面白いのが当時の料金設定です。

最初の1マイル(約1.6km)で60銭、そこから半マイルごとに10銭加算、待ち料金は5分ごとに10銭、さらに深夜や雨天、ぬかるみの際は4分の1マイルごとに10銭増しという細かい仕組みだったそうです。

ちなみに当時の山手線が1区間5銭だったことを考えると、タクシーはやっぱりかなり高級な移動手段だったんだろうなと想像できますね。

今のタクシー初乗り運賃とは桁も仕組みも全然違っていて、比較してみると面白いです。

タクシーの日が制定された歴史的な経緯

日付の由来がわかったところで次は「誰が」「いつ」記念日として定めたのか、その歴史を整理していきます。

東京から始まり全国へ広がった記念日

先ほども触れましたがタクシーの日の歴史は二段階に分かれています。

  • 1984年:東京乗用旅客自動車協会(現・東京ハイヤー・タクシー協会)が8月5日を記念日として制定
  • 1985年:東京エリアで実施開始
  • 1989年(平成元年):全国乗用自動車連合会(現・全国ハイヤー・タクシー連合会)が全国統一の記念日として正式に制定

この流れを見るとまず地域団体が先行して実施し、その反響や意義が認められて全国区の記念日に格上げされたという印象を受けます。

地方発の取り組みが業界全体を動かすきっかけになったというのは、けっこう象徴的な出来事なんじゃないかなと個人的には思っています。

2012年にはタクシー誕生100周年を迎えた

もう一つ押さえておきたいのが、012年(平成24年)にタクシーが日本に誕生してから100周年を迎えたという事実です。

1912年の営業開始から数えてちょうど100年目にあたるこの年は、業界にとってもかなり特別な節目だったと考えられます。

記念日って毎年繰り返されるものだからこそ、こういう周年のタイミングで改めて由来を振り返る機会が生まれるんですよね。

タクシーの日にちなんだキャッチフレーズと活動内容

タクシーの日には単に「記念日だから」で終わらない、具体的な活動やスローガンが存在しています。

キャッチフレーズは「タクシーがつなぐ人の輪地域の輪」

全タク連が掲げているキャッチフレーズは「タクシーがつなぐ人の輪地域の輪」というものです。

安全輸送と接客サービスの向上を柱に、利用者向け広報活動や交通事故防止対策など、幅広い活動を展開していると案内されています。

全国各地でキャンペーンやイベントが実施される

8月5日周辺には、東京・大阪・札幌など全国各地でタクシーの日にちなんだイベントが開催されているようです。

例えば有楽町駅前広場でのキャッチコピー掲出イベントや、選出されたキャッチコピーをラッピングしたタクシーが都内を走る取り組みなど、地域ごとに趣向を凝らした企画が行われているのが特徴ですね。

正直、こういうキャンペーンって普段タクシーを利用しない人にはあまり届いていないんじゃないかなという気もします。

ただ、業界の安全意識や接客向上への取り組みを可視化する意味では、地道だけど大事な活動なんだろうなと感じます。

まとめ

タクシーの日について由来から歴史、活動内容まで整理してきました。最後に要点をまとめておきますね。

  • タクシーの日は毎年8月5日で固定の記念日
  • 由来は1912年(大正元年)8月5日、東京・有楽町の「タクシー自働車株式会社」がT型フォード6台で日本初のメーター付きタクシー営業を開始したこと
  • 1984年に東京乗用旅客自動車協会が先行制定し、1989年に全国乗用自動車連合会(現・全タク連)が全国統一記念日として正式制定
  • 2012年にタクシー誕生100周年を迎えた
  • キャッチフレーズは「タクシーがつなぐ人の輪地域の輪」で、全国各地でキャンペーンやイベントが実施されている

普段何気なく利用しているタクシーにもこういう歴史的な背景があったんだなと知ると、次に乗るときの見え方がちょっと変わってきそうですよね。

8月5日が近づいたら、ぜひこの由来を思い出しながらタクシーに乗ってみてください。

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