テリヤキバーガーの日とは?由来や歴史を解説【5月15日】

  • URLをコピーしました!

この記事を読めば5月15日「テリヤキバーガーの日」の由来や、テリヤキバーガーが誕生してから今日まで広まった歴史がひとつながりで理解できます。

「そもそもなんで5月15日なの?」
「テリヤキバーガーって昔からあったの?」

って気になっている方、けっこう多いんじゃないでしょうか。

実はこの記念日の裏側には、ある女子高生たちの活躍というちょっと意外なエピソードが隠れているんです。

目次

テリヤキバーガーの日とは

5月15日、一般社団法人・日本記念日協会が認定した「テリヤキバーガーの日」です。

どんな記念日なのか

この記念日を制定したのはハンバーガーチェーン「モスバーガー」を展開する株式会社モスフードサービスです。2023年にテリヤキバーガーが生誕50周年を迎えたことを機に、同年に正式認定・登録されました。

目的はシンプルで「モスバーガーがテリヤキバーガーの元祖であること、そのおいしさをより多くの人に知ってもらうこと」というのが公式の言葉になっています。

5月15日という日付の意味

日付の選び方は至ってストレートです。

モスバーガーが1973年(昭和48年)5月15日に、日本のハンバーガーチェーンとして初めてテリヤキバーガーを販売開始した日、それがそのまま記念日になっているんです。

ちなみに5月15日は同じく「沖縄本土復帰記念日」や「ヨーグルトの日」なども重なっていて、なかなかにぎやかな日だったりします。

テリヤキバーガーが生まれるまでの歴史

テリヤキバーガーの日の意味を知るにはまずこの商品がどういう経緯で生まれたのかを押さえておく必要があります。

「照り焼き」という料理そのものの歴史

そもそも「テリヤキ(照り焼き)」という調理法自体は、江戸時代(1603〜1868年)から存在しています。

醤油・みりん・砂糖を合わせたタレで食材を照りよく焼き上げる手法でもともとは魚料理として発展したもの。

「テリ(照り)」が食材の輝きを表し、「ヤキ(焼き)」が調理法を示す、というのがこの言葉の成り立ちですね。

モスバーガーの1号店は1972年

モスバーガーの1号店がオープンしたのは1972年のことです。

マクドナルドが日本に上陸した翌年、後発で誕生したチェーンだったわけです。

創業当初から「日本人の味覚に合うものを」という軸がはっきりしていてその想いが翌年に実を結びます。

1973年、世界初のテリヤキバーガーが誕生

1973年5月15日、モスバーガーは世界で初めてテリヤキバーガーを販売開始しました。

テリヤキソースは「日本人の味覚に合う、和風味のハンバーガーを作りたい」という思いから開発されたもので、醤油と赤味噌・白味噌の両方を使ったオリジナルレシピが採用されています。

ただ、実はテリヤキバーガーの起源については少しだけ複雑な話があって。。

日本の伝統的な料理ではテリヤキは魚や鶏肉に使うもので、牛肉のパティに和風タレをかけるという発想は当時の日本ではかなり斬新でした。

一説にはモスバーガーの創業者がアメリカの日系人経営のハンバーガーショップでテリヤキバーガーに出会い、それをヒントに日本版を開発したとも言われています。

女子高生が救ったテリヤキバーガー

このエピソード、個人的にはかなり印象深かったです。

最初から爆発的に売れたわけじゃなかったというのが意外でしたよね。

発売当初は「できれば売りたくない」という声も

テリヤキバーガーを最初に売り出したとき、店側の大人たちのあいだでは「できれば売りたくない」という空気があったとも言われています。

和の醤油・味噌ベースのタレと洋のバンズを組み合わせるという発想に先入観の強い大人たちは正直ピンとこなかったみたいです。

常連の女子高生が文化祭で50個配った

転機をもたらしたのが、当時の常連の女子高校生たちでした。

食に対して先入観が少なかった彼女たちはテリヤキバーガーを素直においしいと評価。

ある常連の女子高生が「うちの文化祭でテリヤキバーガーを売りたい」と提案し、モス側はテリヤキバーガーを50個提供。

文化祭での反響は大評判でそこから口コミで認知が一気に広がっていきました。

なんか口コミって、昔も今も変わらないんですよね。

SNSのない時代に、高校生のリアルな声がチェーン全体を救ったというのは思った以上にドラマチックな話だなと感じています。

50年間で4億食以上という驚きの記録

記念日の背景には商品そのものの積み重ねがあります。

一度も休売なしで52年以上

テリヤキバーガーは1973年の販売開始から現在まで一度も休売されていません。2023年4月時点での累計販売数は、なんと4億1000万食にのぼります。

50年間で4億食超。単純計算(あくまで割り算的な話ですが)で年間800万食以上というペースです。日本の人口規模を考えると、かなりの定着ぶりといえますよね。

テリヤキバーガーはいまや各チェーンの定番

モスバーガーが火をつけたテリヤキバーガーはその後ロッテリアやマクドナルドなども追随し、今では日本のほぼすべてのハンバーガーチェーンのメニューに並ぶほどの存在になっています。

マクドナルドの「てりやきマックバーガー」は日本限定のソウルフード的な位置づけになっているのも、モスが作った市場があってこそ、という側面があるんですよね。

さらに、日本発のこのバーガーは世界にも波及していて英語版Wikipediaでもテリヤキバーガーはジャパン生まれとして記録されています。

「テリヤキ」という言葉自体が世界共通のフードワードとして定着しているのもおもしろいところです。

テリヤキバーガーの日にまつわる今

記念日は制定されただけでなく、毎年具体的なイベントとして動いています。

SNSキャンペーンなどで盛り上がる

2025年・2026年とモスバーガーは5月15日の「テリヤキバーガーの日」に合わせて公式XアカウントでSNSキャンペーンを実施しています。

テリヤキバーガーと交換できる「ポチッとギフト」が当たるプレゼント企画などが話題になっていました。

毎年この日前後にはSNSでも盛り上がりを見せるのでチェックしてみると楽しいかもしれません。

テリヤキソースの原材料について

モスのテリヤキソースに使われているのは醤油と赤味噌・白味噌の組み合わせでこれが独特のコクと深みを生み出しています。

公式サイトでは原材料は公開されているものの、配合比率は非公開とのことで、まさにシークレットレシピ。

日本人が「なぜかクセになる」と感じる甘辛さはこの和食の調味料たちが支えているわけです。

まとめ

  • 5月15日は「テリヤキバーガーの日」で2023年に日本記念日協会が認定した記念日です
  • 日付の由来は1973年5月15日にモスバーガーが世界初のテリヤキバーガーを販売開始した日に基づいています
  • 発売当初は不人気だったが、常連の女子高生たちが文化祭で配布したことで口コミが広がり、一気に定番化しました
  • テリヤキソースは醤油・赤味噌・白味噌を使った和風オリジナルレシピで、本人の味覚を意識して開発されたものです
  • 50年間で累計4億1000万食を一度も休売せずに販売し続けているという、驚異的なロングセラー商品です
  • モスが作ったテリヤキバーガーの市場は後にマクドナルドや各チェーンへと広がり、今や日本のバーガー文化の象徴的なメニューになっています
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする


目次