ありがとう!室外機の日とは?由来や歴史を解説【8月8日】

  • URLをコピーしました!

エアコンの効きが悪いなと感じたとき、フィルターは掃除しても室外機まで気にする人って意外と少ないですよね。

この記事を読めば、8月8日「ありがとう!室外機の日」の由来や制定の背景、そして室外機に感謝したくなる具体的な理由までまるごとわかります。

毎日黒く汚れながら頑張ってる室外機のこと、ちょっとだけ気にかけてあげたくなるかもしれません。

目次

ありがとう!室外機の日とは何か

まずはこの記念日そのものの基本情報を押さえておきますね。

制定した企業について

「ありがとう!室外機の日」は千葉県野田市に拠点を置くサンライズ株式会社が制定した記念日です。

同社はエアコンの取付工事やクリーニング、リフォームなどを手がける空調の専門業者で、「即ノ助」というブランド名でも知られています。

2010年10月28日に設立され、代表取締役は小磯治氏が務めていて、千葉県を中心に埼玉県、東京都、神奈川県、茨城県など関東エリアでエアコン工事やクリーニングを展開しているんですね。

Instagramでも「これから毎年8月8日は、がんばろう!室外機の日」というような発信がされていて、日々のSNS活動からも室外機への愛を感じられます。

記念日としての位置づけ

日本には記念日を専門に扱う一般社団法人日本記念日協会という組織があって、企業や団体が独自に定めた記念日を審査のうえ登録できる仕組みがあります。

年間で200件以上のペースで新しい「〇〇の日」が生まれていると言われていて、記念日は今やちょっとしたPR文化になっている印象です。

「室外機の日」もそうした企業発の記念日の流れの中で生まれたものだと考えられます。

8月8日という日付に込められた由来

なぜ8月8日なのかその理由がけっこう面白いんです。

真夏のピークという時期的な意味

日付の理由のひとつは8月が一年で最も暑さの厳しい時期であり、室外機が最も頑張って働くタイミングだからということです。

エアコンの消費電力のうち、実は約8〜9割を室外機が占めているというパナソニックの調査結果があって、これを知っていた人はわずか5%しかいなかったそうです。

冷房が効きにくいと感じるとき、原因は室内機よりも室外機側にあるケースが多いのに、そのことを意識している人は案外少ないんですよね。

だからこそ、一年で最も過酷な環境で稼働する8月に感謝を伝えるのはなるほど筋が通っているなと感じます。

「88」の形が生み出すイメージ

もうひとつの由来は「88」という数字の形そのものです。

「8」と「8」が並ぶ姿が室外機のプロペラのように見えることから8月8日を記念日に制定したそうです。

実際、8月8日はJCLP(日本気候リーダーズ・パートナーシップ)が制定した「暑すぎる夏を終わらせる日」など、同じ日付で気候変動関連の記念日が複数存在していて、8という数字が暑さや気候をテーマにした記念日に好まれる傾向があるように感じます。

「ゾロ目で覚えやすい」という実用的な理由もこうした記念日ではよくあるパターンだったりします。

室外機が知られていない縁の下の力持ちである理由

ここではなぜ室外機がそんなに重要なのか、具体的な数字で見ていきますね。

消費電力の8〜9割を担っている事実

繰り返しになりますがエアコンの消費電力の約8〜9割は室外機に集中しています。

これは室外機に内蔵されている圧縮機が、冷媒を循環させて熱をやりとりする役割を担っているためで、ダイキン工業の調査でも圧縮機がエアコン全体の消費電力の約80%を使っているという結果が出ています。

つまり、室内で涼しい風が出てくるまでの裏側では屋外にある室外機がものすごい仕事量をこなしているということなんですね。

この事実、私も最初に知ったときはちょっと驚きました。

酷暑や寒波、雨風にさらされる環境

室外機は基本的に屋外に設置されるので直射日光や豪雨、台風、冬場の寒波まで、あらゆる気象条件の影響を受け続けます。

パナソニックの調査でも室外機の節電対策を十分に実施している人は28%にとどまり、72%の人は特に何もしていないという実態が明らかになっています。

それでいて壊れずに動き続けているので本当に縁の下の力持ちだなと思います。

個人的にはこの地味な健闘ぶりに記念日という形でスポットライトが当たるのは、なんだかいいことだなと感じますね。

室外機への感謝を形にする手入れの知識

記念日をきっかけに実際にできるお手入れのポイントも整理しておきます。

掃除による効率アップの効果

室外機のフィンやファンにホコリや落ち葉がたまると、熱交換の効率が落ちてしまいます。

業者による調査では室外機の掃除を2年以上していない場合、冷暖房効率が平均で8〜15%ほど悪化し、年間の電気代も平均で3,000円程度上昇する傾向が見られるそうです。

逆に、フィンの汚れを除去すると熱交換効率が最大で約10〜15%向上するという報告もあります。

掃除の頻度としては年1〜2回が目安とされていて、それほど頻繁にやる必要はないみたいです。

周辺スペースの確保と日よけの注意点

室外機は放熱のために前後左右上下のうち少なくとも3方向を開放しておく必要があります。

2方向しか開けられない場合、冷暖房能力や消費電力が10%程度悪化するおそれがあるとパナソニックのエアーマイスターが解説しています。

また、「日よけカバーをつければ節電になる」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、専用品でない自作カバーで通風を妨げると、逆に室外機周辺が高温になって消費電力が増える可能性があるので注意が必要です。

よしずなどで直射日光だけを遮り、風の流れを邪魔しない工夫が推奨されているんですね。

とはいえ、日よけの効果には限界があるという実証データを紹介する専門家もいて、天板を影にしても吸い込む外気そのものの温度は下がらないという指摘もあります。

この点はまだ検証中の部分もあるようなので確定的な結論というよりは今後も議論が続きそうなテーマかなという印象です。

まとめ

「ありがとう!室外機の日」についてポイントを整理しますね。

  • 千葉県野田市のサンライズ株式会社(即ノ助)が制定した記念日
  • 8月8日は室外機が一年で最も活躍する真夏のピークであること、「88」の形がファンの羽根や涼風の循環を思わせることが由来
  • エアコンの消費電力の約8〜9割は室外機が占めているのに、そのことを知っている人はわずか5%程度
  • 室外機の掃除は年1〜2回が目安で汚れを取ると熱交換効率が10〜15%ほど改善する可能性がある
  • 放熱スペースの確保は重要だが自作の日よけカバーは逆効果になるケースもあるので注意

毎日黒々と稼働している室外機、8月8日をきっかけに一度チェックしてみると意外な発見があるかもしれません。

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする


目次