毎月27日が「ツナの日」だということ、知っていましたか?この記事を読めばツナの日の由来から、意外と知られていないツナ缶の歴史までまるごと理解できます。
「今日は何の日?」って調べたら「ツナの日」と出てきた方もツナ缶をもっと日常に取り入れたい方も、きっと「へえ!」と思える情報をお届けします。
食の知識を増やしたい人にとっても会話のネタを仕入れたい人にとっても、読んで損なし!
ツナの日とは何か?
毎月27日は「ツナの日」です。
語呂合わせがベースになっていて、「2(ツ)7(ナ)」という読み方から27日に設定されています。
制定した団体については現時点では公式な情報が確認できておらず、日本記念日協会への正式登録も明確ではありません(インターネット上で自然発生的に広まった記念日の可能性が高い)。
ただ、マグロを扱う飲食店などが27日にあわせてサービスを実施するケースも確認されており、食文化の中に少しずつ根付いてきた記念日と言えそうです。
「ツナ」ってそもそも何?
ツナという言葉は英語の「Tuna」が語源でスズキ目サバ科マグロ族に分類される魚の総称を指します。
日本語でいうとマグロやカツオがこれにあたります。
缶詰の世界ではマグロ類とカツオを原料にした缶詰を総称して「ツナ缶詰」と呼ぶのが一般的です。また、原料魚種によって缶の中身は2種類に分かれます。
- ホワイトミート
ビンナガマグロ使用。肉の色が白く上品な味わい - ライトミート
キハダマグロ・メバチ・カツオ使用。淡紅色で風味が豊か
ツナ缶が生まれた歴史
ルーツはナポレオンの時代まで遡る
ツナ缶のそもそものルーツは18〜19世紀のヨーロッパにあります。
ナポレオンが軍の食料問題を解決するために保存食のアイデアを募り、採用されたのが真空詰め・加熱殺菌した瓶詰食品でした。
その後、割れやすい瓶が金属製の缶に置き換わるかたちで「缶詰」が誕生したとされています。
ツナ缶そのものが初めて発明されたのは1903年のアメリカ。発売直後から大人気商品になりました。
日本初のツナ缶は「廃棄寸前の魚」から生まれた
ここが意外な真実。
日本でツナ缶製造が始まったきっかけは水揚げ量が豊富すぎて余ってしまっていたビンナガマグロの有効活用でした。
当時あまり食べられることのなかったビンナガマグロを捨てずに活かせないか、という発想が出発点です。
静岡県水産試験場の村上芳雄と焼津水産学校(現・静岡県立焼津水産高等学校)が協力して研究を重ねて1929年(昭和4年)に日本初のツナ缶製法が確立されました。
同年、清水食品(現・モンマルシェ)が初めて商品化し、アメリカやカナダへの輸出を開始。品質の高さが現地でも評判を呼んだといいます。
当初は完全に輸出専用の食品でしたが貿易摩擦などの影響で海外への輸出が難しくなると、各メーカーは国内流通に力を入れるようになりました。
そうして戦後の経済成長とともにツナ缶は日本の食卓に定着していきます。
静岡県がツナ缶生産の97%を占める
日本のツナ缶生産量のうち約97%が静岡県産というから驚きですよね。
焼津・清水・由比などの港町を中心にツナ缶産業が根付いており、まさに「缶詰王国・静岡」と呼ばれるゆえんです。

ツナの日を楽しむ過ごし方
毎月27日が来たら、ちょっとだけツナを意識してみませんか?
マグロを扱う飲食店や寿司店では27日にちなんだサービスや特典を設けているところもあるようです。
近所のマグロ専門店やツナを使ったメニューがあるお店をチェックしてみると、思わぬお得情報が見つかるかもしれません。
また、自宅でツナ缶を使ったアレンジ料理に挑戦してみるのも楽しいですよね。
サラダ・おにぎり・パスタ・炒め物とどんな料理にも馴染む万能さがツナ缶の魅力。ストック食材として常備しておけば、忙しい日の強い味方にもなってくれます。
まとめ
- ツナの日は毎月27日。「ツ(2)ナ(7)」という語呂合わせが由来
- 制定した公式団体は現時点では不明で、インターネットやマグロ料理店を中心に広まった記念日
- ツナ缶の誕生は1903年のアメリカ。日本では1929年、静岡県で初めて製法が確立された
- 日本初のツナ缶は「余っていたビンナガマグロを無駄にしない」という発想から生まれた
- 日本のツナ缶生産の約97%が静岡県産
- 毎月27日には飲食店でのサービス実施例もあるので、チェックしてみる価値あり
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