7月31日の「トゥインクルレースの日」がどんな記念日なのか、この記事を読めば由来や歴史、そしてその裏にあるちょっと意外な法律の話までまるごとわかりますよ。
「なんとなく聞いたことはあるけど、実はよく知らない」
という方、けっこう多いんじゃないかなと思います。
トゥインクルレースの日はどんな記念日なの
まずはこの記念日の基本情報をざっくり押さえておきましょう。
制定の由来と日付の意味
トゥインクルレースの日は1986年(昭和61年)7月31日に日本国内で初めてナイター競馬「トゥインクルレース」が開催されたことにちなんで、主催者である特別区競馬組合が制定した記念日です。
2011年にトゥインクルレース開催25周年を記念して日本記念日協会に申請され、翌2012年に正式認定を受けたという流れなんですね。
つまり、レース自体が始まったのは1986年ですが記念日として公式に認められたのは2012年のことだったりします。
東京シティ競馬とトゥインクルレースの関係
トゥインクルレースは東京・品川区勝島にある大井競馬場、愛称「東京シティ競馬(TCK)」で毎年4月から12月ごろに開催されているナイター競馬のことです。
都心からのアクセスが良くて、仕事帰りにふらっと立ち寄れる手軽さが魅力なんですよね。
照明やイルミネーションを駆使した「光の競馬場」という演出が特徴でその美しさからデートスポットとしても人気を集めているみたいです。
トゥインクルレース誕生までの知られざる背景
ここではナイター競馬がなぜ1986年まで実現しなかったのか、その法律的な事情を深掘りしていきますね。
競馬法の壁を乗り越えた歴史
実はナイター競馬の実現には大きな法律の壁があったんです。
当時の競馬法には「競走は、日の出から日没までの間に行わなければならない」という条文があって、そのままではナイター競馬の実施が不可能な状態でした。
売上減少などの課題に直面していた大井競馬をはじめ、地方競馬関係者が一体となって関係省庁に働きかけを続けた結果、1985年7月に競馬法が改正されたんですね。
ちょうどそこから1年後の1986年7月31日に、待望の「トゥインクルレース」が正式にスタートしたというわけです。
法改正から開催までちょうど1年という時間差があったのは、個人的にちょっと面白いなと感じました。
初日を迎えたときの熱気
初開催の日はレースに先立ってレーザー光線と花火の演出が行われ、サーチライトが一斉に点灯すると白いダートコースが浮かび上がり、観客から歓声が上がったそうです。
この記念すべき初日の入場者数は39,274人を記録したと記録されています。
夜の競馬場に光が灯る瞬間は想像するだけでもワクワクする光景だったんだろうなと思いますね。
トゥインクルレースが積み上げてきた記録と数字
数字で見るとトゥインクルレースの規模感がよりリアルに伝わってきます。
歴代最多入場者数を記録した伝説の日
トゥインクルレースの歴史の中で最も多くの人が集まったのは1996年6月19日の帝王賞だと言われています。
伝説の名牝ホクトベガが優勝したこのレースには、当時の1日平均入場者数(約25,000人)を大幅に上回る77,818人が来場したそうです。
これは今なお1日のトゥインクルレース入場者数における最高記録として残っているんですよね。ダート競馬のファン層拡大に大きく貢献した出来事だったとされています。
累計来場者数から見える規模感
35周年を迎えたタイミングでの発表によるとトゥインクルレースにはこれまでのべ3,800万人以上のお客様が来場しているとのことです。
会社帰りのレジャーやデートスポットとして定着したという表現がされているくらいですから、単発の企画イベントではなく、長年にわたって都市生活者の夜の過ごし方に組み込まれてきた存在なんだろうなと感じます。
トゥインクルレースの日は毎年どう祝われているの
記念日として実際にどんな取り組みが行われているのかも見ていきましょう。
周年イベントと記念オブジェの設置
35周年の際には8月5日にオンラインイベント「TWINKLE CELEBRATION NIGHT」が開催され、田中哲司さんや大友花恋さんといったゲストが登場したという記録があります。
また別の年には7月31日の「トゥインクルレースの日」を記念して、記念オブジェを正門や北門に設置する取り組みも行われています。
過去には2012年のキャンペーンキャラクターだった香里奈さんがTCKに来場したこともあったようですね。こうした毎年少しずつ内容を変えた企画が続いているのは、記念日そのものへの愛着の強さを感じさせます。
他のナイター競馬との違い
ちなみに地方競馬にはトゥインクルレース以外にも「ほとめき」や「夜さ恋」といった愛称のナイター開催が各地に存在しています。
ただ、日本で最初にナイター競馬という形式を実現したのはトゥインクルレースであり、その先駆け的な立ち位置は今も変わっていないと言えそうです。
日本初という肩書きはただの歴史的事実というだけでなく、今のブランド価値にもつながっている気がしますね。
この記事のまとめ
- トゥインクルレースの日は1986年7月31日の日本初ナイター競馬開催を記念した日で、主催の特別区競馬組合が制定し2012年に日本記念日協会の認定を受けています
- 実現の裏には競馬法の改正という大きなハードルがあり、1985年7月の法改正から1年後の開催だったんですね
- 初日の入場者数は39,274人、歴代最多は1996年帝王賞の77,818人と、数字からも人気の高さがうかがえます
- 累計来場者数はのべ3,800万人以上とされ、都市生活者の夜の定番レジャーとして根付いています
- 毎年7月31日前後に記念イベントや記念オブジェの設置など様々な形で祝われ続けています
夜の大井競馬場、機会があればぜひ一度足を運んでみてほしいなと思います。
光に包まれたコースを馬が駆ける姿は、写真で見るのとはまた違った迫力があるはずです。
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