動物看護の日とは?由来や歴史を解説【6月28日】

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この記事を読めば「動物看護の日」がいつ・誰が・どんな目的で制定したのかが丸ごとわかります。

ペットを飼っている方や動物医療に関心がある方にとって、意外と知らない記念日のはず。

動物看護師という仕事の歴史的な転換点と深く結びついていて、調べてみたらかなり奥が深かったんですよね😊

目次

動物看護の日はいつ?基本情報

6月28日が「動物看護の日」です。

この記念日には動物看護を多くの人に知ってもらい、人と動物がともに幸せに暮らせる社会を考える、という大切な意味が込められています。

制定した団体と目的

「動物看護の日」を制定したのは一般社団法人日本動物看護職協会(現・一般社団法人日本愛玩動物看護師会、JVNA)です。

この団体は動物看護職の職能団体として、動物の看護に関する学術・教育の発展を目指しています。

記念日の目的は動物の看護を広く国民に知ってもらうとともに、より良い動物看護を共に考え育む日にすること。

動物と人の健康・幸福、そして共生社会の実現に向けた活動を展開していくことが掲げられています。

ちなみに、この記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人日本記念日協会によって認定・登録されました。制定されてからまだ数年という、わりと新しい記念日なんです。

なぜ6月28日なのか?制定の由来

6月28日が選ばれたのには明確な理由があります。この日付の背景を知ると、記念日の意味がぐっと深く感じられます。

愛玩動物看護師法の公布日

2019年(令和元年)6月28日、「愛玩動物看護師法」が公布された日です。

この法律の成立によって、「愛玩動物看護師」という国家資格が正式に誕生。動物に対する「看護」が必要であることが法律として初めて公に明文化された歴史的な一日となりました。

法律のあゆみを整理すると

  • 令和元年6月21日:愛玩動物看護師法が国会で成立
  • 令和元年6月28日:愛玩動物看護師法が公布(動物看護の日の由来となる日)
  • 令和4年5月1日:愛玩動物看護師法が完全施行

公布から施行まで約3年かかっているのも、実は国家試験の整備や教育課程の準備に時間が必要だったからなんですよね。

「公布」だからこそ意義がある

面白いのは「施行日(2022年5月1日)」ではなく「公布日(2019年6月28日)」を記念日にしているという点。

JVNAにとっては法律が世に生まれた瞬間こそが「動物看護の新たなスタート」を意味していたのでしょう。そういう感じ。まさに記念日らしい選び方だと思います。

愛玩動物看護師法とは何か

「動物看護の日」の根幹にある法律について少し掘り下げてみます。これを知らないと、記念日の本当の重さが伝わりにくいので。

法律が生まれた背景

もともと動物看護師は民間団体の認定資格でした。

犬や猫といったペットが家族の一員として当たり前に迎えられる時代になり、飼い主が求める獣医療の内容も高度化・複雑化してきた。

そのなかで、各方面から「動物看護者の国家資格化を求める声」が高まっていきました。

実は一般社団法人日本動物看護職協会(現JVNA)は2009年の設立以来、愛玩動物看護師法の実現を大きな活動目標の一つとしてきました。

約10年かけてやっと法律として結実したということですね。

国家資格化で何が変わった?

愛玩動物看護師という国家資格が生まれたことで業務の範囲が大きく広がりました。

具体的には獣医師の指示のもとで行える業務として、採血・投薬・マイクロチップの装着・カテーテル留置・輸液剤の注射などが正式に認められるようになっています。

これらはもともと獣医師しかできなかった行為が含まれていて、動物医療チームとしての連携がよりスムーズになりました。

一方で、診断・エックス線照射・ワクチン投与・調剤などは愛玩動物看護師には認められていません。人間の医療と同じように、「どこまでが看護師の仕事か」という線引きが明確になったわけです。

記念日に行われるイベントや活動

毎年6月28日前後にはこの記念日にちなんださまざまな活動が展開されています。

日本動物看護職協会(JVNA)主催のイベント

2023年には「ずっと一緒にずっと元気に動物看護の日2023〜人と動物とヘルスケア〜」と題したイベントが、東京・明治記念館で開催されました。

基調講演では「ワン・ウェルフェア(福祉は一つ)」というテーマで人と動物の幸福について語られ、フォトコンテストや動物看護エピソードの表彰なども行われています。

2025年のイベントでは企業セミナーの配信も実施されていて、子猫の栄養学など実践的な内容もプログラムに含まれていたようです。

個人的にはこういう一般にも開かれた記念イベントが毎年続いているのが印象的でした。

2025年の団体名称変更という大きな転換点

2025年4月、JVNAは団体名称を「一般社団法人日本動物看護職協会」から「一般社団法人日本愛玩動物看護師会」に変更しました。

これは、国家資格「愛玩動物看護師」の職能団体として正式に生まれ変わったことを意味していて、2026年の動物看護の日はこの新しい体制のもとで迎えることになります。

愛玩動物看護師になるには

せっかく動物看護の日について知ったので、「なりたい」と思った方のために受験資格もざっくり触れておきます。

資格取得のルート

受験資格を得るには主に次のいずれかが必要です。

  • 大学で指定の科目を修めて卒業する
  • 愛玩動物看護師養成所(専門学校など)で3年以上必要な知識・技術を習得する

実務経験を持つ現役の動物看護師向けには特例措置も設けられていて、業務に通算5年以上従事した方が講習会と予備試験を経て国家試験を受験できる経過措置が2027年4月30日まで続いています。

試験後の登録制度

国家試験に合格したら、愛玩動物看護師名簿への登録が必要。農林水産大臣および環境大臣の免許を受けて初めて正式に「愛玩動物看護師」を名乗ることができます。

名称独占・業務独占の資格なので、有資格者でない限り「愛玩動物看護師」という名称を使ってはいけない点も覚えておきたいところですね。

まとめ 動物看護の日のポイント

  • 6月28日は「動物看護の日」で、一般社団法人日本動物看護職協会(現・日本愛玩動物看護師会)が制定し、2022年に日本記念日協会へ登録・認定された
  • 日付の由来は2019年6月28日に愛玩動物看護師法が公布された日であること
  • この法律によって、動物に対する看護の必要性が初めて法律で明文化され、「愛玩動物看護師」という国家資格が誕生した
  • 毎年この日前後には動物看護の普及や人と動物の共生社会を考える記念イベントが開催されている
  • 2025年4月、JVNAは国家資格の職能団体として組織を一新し、新名称のもとで活動中

動物医療の世界は想像以上のスピードで進化しています🐾 動物看護の日はそんな変化の「起点」を振り返る、意外と重要な一日かもしれません。

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