8月18日は「約束の日」って知っていましたか?
この記事を読めば約束の日が生まれた背景や、由来になったパラパラ漫画の話、そして今に続く歩みまでまとめてわかります。
「今日は何の日か調べたら聞いたことのない記念日が出てきた」
「由来が気になって検索した」
という方のためにできるだけ詳しく整理してみました。
なんとなく毎年見かけるけど詳しくは知らないという方もけっこう多い気がします。
だからこそ今回はしっかり掘り込んでお伝えしますね。
約束の日はどんな記念日なのか
まずは約束の日がどういう記念日なのか基本のところから確認していきます。
制定した会社と目的
約束の日は大阪市中央区に本社を置く株式会社アドバンスクリエイトが制定した記念日です。
同社は保険情報サイト「保険市場」を運営していて、そこと芸人の鉄拳さんとのコラボレーションから生まれた記念日という位置づけになります。
制定の目的は大切な人との約束や絆、愛情を確認してほしいという願いなんだそうです。
保険というと正直ちょっと堅い印象を持つ方もいると思うんですけど、この記念日はそこをうまく人と人のつながりというテーマに落とし込んでいるんですよね。
個人的には保険会社がこういう感情に寄った企画をやるのはなかなか珍しいなと感じました。

日本記念日協会の認定
約束の日は一般社団法人日本記念日協会によって認定・登録されている記念日です。
単に企業が勝手に名付けたわけではなく、正式な手続きを踏んで登録されているのでそういう意味では信頼性のある記念日と言えそうです。
日本記念日協会は毎日多くの記念日を審査・登録していますが、その中で約束の日は「感動的な作品の公開日」を起点にしているというのがちょっと特徴的だなと思います。
語呂合わせ系の記念日が多い8月18日の中では少し異色な存在かもしれません。
約束の日の由来はパラパラ漫画「約束」
ここでは約束の日という名前がどこから来たのか、その核となる作品について詳しく見ていきます。
2013年に公開されたパラパラ漫画「約束」
日付の由来は保険市場と芸人・鉄拳さんとのコラボレートで誕生したパラパラ漫画「約束」が、2013年(平成25年)8月18日に動画サイトYouTubeで配信を開始したことにあります。
鉄拳さんといえば紙とペンだけで描くパラパラ漫画のパフォーマンスで知られている芸人さんですよね。テレビの特番などで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
この作品は家族の大切さをストレートに表現していて、家族愛や絆から交わされる「約束」をテーマにした感動的な内容だったそうです。
父と息子が交わした約束をめぐる物語で、多くの人が涙したと言われています。
公開から3日で100万回再生という反響
公開当初の反響はかなり大きかったようで3日間で100万回再生を突破したと報じられています。最終的には300万回以上再生されたとのことです。
今の動画配信の感覚からすると100万回再生自体はさほど驚く数字ではないと感じる方もいるかもしれませんが、2013年当時のYouTube動画としてはかなりのバズり方だったと言えそうです。
さらにテレビでも放映されて話題になり、SNS上でも高評価を得ていたと紹介されています。
この反響の大きさが、この日をただの公開日にとどめず、正式な記念日として制定するきっかけになったんじゃないかなと思います。
あくまで自分の見立てですがたぶん反響がそこまで大きくなければ、記念日として申請しようという話にはならなかった気がします。
約束の日ロゴマークと結びの意味
由来がわかったところで次に約束の日を象徴するロゴマークについても触れておきますね。約束の日がどんなビジュアルで表現されているかがわかります。
「本結び」をモチーフにしたロゴ
約束の日のロゴマークは社内コンペで公募され、全社員の投票によって決定されたそうです。
このロゴはほどけない結び方である「本結び」をモチーフにしていて、人と人との縁や絆を表現しているとのことです。
本結びというのは、いわゆる真結びとも呼ばれるしっかりと固定されてほどけにくい結び方のことですね。
約束というテーマにぴったりの意匠だなと感じます。
ちょっとした小物のデザインひとつにも、大切な人とのつながりが切れないようにという願いが込められているのが地味に印象的でした。
約束の日のこれまでの歩みとキャンペーン
約束の日は制定から現在まで毎年さまざまな取り組みが続けられています。ここではその歴史を年ごとに追っていきます。
制定初年から続くコンテスト企画
制定の年には第1回「約束の日」キャンペーンが開催され、「絵日記」「川柳」「フォト」の3つのコンテストに合計1,177作品もの応募があったそうです。
翌年の第2回ではその2倍を超える2,363作品の応募があり、特に川柳の応募が多く、幅広い年代の方に約束の日を知ってもらえる回になったとされています。
第3回になると応募総数は第1回の約4倍にあたる4,560作品にまで拡大していて、新たにInstagramのアカウントを開設したこともあり、フォトコンテストだけで858作品もの応募が集まったそうです。
数の多さだけでなく作品の質も高く、審査がかなり難航したというエピソードも公式で紹介されています。
この伸び方を見ると企業が主導する記念日企画としてはけっこう成功しているケースなんじゃないかなと個人的には思います。
「誓い」という続編作品の公開
2019年、パラパラ漫画「約束」の公開から6年というタイミングで、鉄拳さんによる続編的な位置づけの動画『誓い』が公開されました。
タイトルは「誓い」で家族愛の尊さを描いた作品として、再びたくさんの感動を呼んだとされています。この作品は「約束の日2019フォロー&リツイートキャンペーン」として拡散も促されたそうです。
一作だけで終わらせず、6年後に続編を出すというのはちょっと粋な演出だなと感じました。企業のプロモーションというより、ひとつの物語として継続している印象があります。
「約束の木」という特設ページ
保険市場のWebサイトには利用者から寄せられた投稿を集めた「約束の木」というコンテンツも用意されているようです。
自分自身との約束や大切な人との約束など、約束にはいろいろな形があるという考え方に基づいて作られたページとのことです。
こういう仕組みがあることで一方的に発信するだけの記念日ではなく、参加する人たちの声が積み重なっていく場になっているのが特徴的だと思います。
まとめ
約束の日についてのポイントを整理すると以下のようになります。
- 8月18日「約束の日」は株式会社アドバンスクリエイトが制定し、日本記念日協会に認定・登録されている記念日
- 由来は2013年8月18日にYouTubeで公開された鉄拳さんによるパラパラ漫画「約束」
- 公開から3日間で100万回再生を突破し、最終的に300万回以上再生された話題作
- ロゴマークは「本結び」をモチーフに、人と人の絆を表現している
- 制定以降、絵日記や川柳、フォトのコンテストが毎年開催され応募数も年々拡大
- 2019年には続編にあたる『誓い』も公開され、大きな反響を呼んだ
大切な人との約束や絆を見つめ直すきっかけとして生まれた記念日なんだなと今回調べてみて改めて感じました。8月18日が来たら、ふと誰かとの約束を思い出してみるのもいいかもしれませんね。

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